12月22日、KDDIが「au新モビリティサービス発表会」を開催し、車によるエリア定額乗り放題サービス「mobi」をWILLERと共同提供することを発表しました。
mobiは子どもの送迎や少し離れた場所での買い物、免許を持っていない家族の送迎、外食、高齢者の自由な外出など、幅広い用途に対応します。
料金プランは30日間何回でも乗車できる定額プランが5,000円。1回乗車プランが大人300円、小学生以下150円。
コロナの影響で自宅周辺で過ごす時間が増加
KDDIによると子育て世代の子どもの送迎などに課題を感じる人が多く、新型コロナウイルス感染拡大によって自宅周辺で過ごす時間が増えたことで近距離移動の需要が高まっているとのこと。
高齢者の運転免許証の自主返納が増加し、2020年の返納件数は2011年の約8倍に。地方都市では、利用者の減少によって毎年1,000km超の路線バスが廃止され、高齢者を中心に移動手段がなくなることへの不安が増加するなど、交通課題の解消が重要になるなかで、半径約2kmを目安とした生活圏における暮らしの足となるエリア回遊型移動サービスとして「mobi」のスタートしました。KDDIは後追いで参画する形です。
提供エリアは東京都渋谷区、愛知県名古屋市千種区、京都府京丹後市、東京都豊島区(2022年サービス開始予定)。今後は北海道4エリア、東方2エリア、関東5エリア、中部3エリア、近畿5エリア、四国1エリア、九州2エリア、北海道から九州まで幅広いエリアで順次展開予定とのこと。
「mobi」を利用する際はアプリや電話で配車を依頼します。決済は降車時に現金で支払うか、クレジットカード決済も可能。予約状況に合わせてAIが最適なルートや運行スケジュールを算出し、最適な運行や配車を行うAIルーティングによって効率よく目的地まで移動できます。
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