auの2015年夏モデルとして、世界で初めて海水に対応するタフネススマホ「TORQUE G02」が発表されました。
通常の防水スマホが対応するのは真水や水道水となっており、海の中で使用すると金属の部品が腐食することによって端末が破損しますが、「TORQUE G02」は、常温の水深1.5mまでの海水に30分沈めても壊れない「海水対応」のスマートフォンとなっています。
海中対応タフネススマホ「TORQUE G02」フォトレビュー
「TORQUE G02」のボディカラーは、グリーン、レッド、ブラックの3色展開。
メインカラーは鮮やかなグリーン。
防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧対応、塩水耐久、耐氷結、耐海水、耐荷重と、多くの性能を備えるため縦幅が147mm、横幅が72mmと、4.7インチのディスプレイを搭載するスマートフォンとしてはサイズが大きく、重さもズッシリとしています。
左側面には、ボリュームキーとストラップホールに加えて、金属製の「ダイレクトボタン」を備えていて、通話を受けたり、よく使うアプリをショートカット起動することができます。
右側面には、シャッターボタンと電源ボタンを備えています。
上面には、キャップカバー付きのイヤホン端子を備えています。
底面にもキャップカバー付きのmicroUSB端子を備えますが、ワイヤレス充電規格の「Qi」をサポートするため、キャップを開けなくても充電することができます。
背面には約1,300万画素のメインカメラやNFC、100dB以上(3kHz)の大音量を流せるデュアルスピーカーを搭載。
デュアルスピーカーは、キャンプなど屋外で音楽を聴く時はもちろん、緊急時にも役立ちます。また、カシオ製の腕時計「G-SHOCK」から「TORQUE G02」のスピーカーから音を流すことができるため、端末を失くしてしまった時も大音量のデュアルスピーカーが役立ちます。
ホーム、戻る、タスクといったAndroidの各種操作ボタンはハードキーを装備しているため、分厚い手袋をしている時でもカンタンに操作できます。
「TORQUE G02」の最大の目玉機能は耐海水性能ですが、展示スペースでは大胆に海水に突っ込んだ「TORQUE G02」の姿がありました。
もちろん、水中でのカメラ撮影が可能で水中を検知すると「水中モード」に切り替わり、水中で変化する写真の色味やゆがみを補正・最適化してキレイな写真が撮影できるとのこと。また、水中モードではタッチパネルが使えなくなりますが、水中での写真撮影はカメラボタンを使用することができます。
このほか海や山などアウトドアで活躍するアプリとして、波のサイズ、風の状態を確認できる「なみある?」や現在地や登山ルートなどを確認できる山岳の地図「YAMAP」、消費カロリーをチェックできる「DAILY STEP」、星座の位置を把握できる「Sky View」などが収録されます。
基本性能としては、OSにはAndroid 5.1を搭載。CPUに1.4GHzのクアッドコア、2GBのRAM、16GBのROM(最大128GBのmicroSDで拡張可能)を備えます。ディスプレイは4.7インチ/720×1280ドットのHD表示対応のIGZO液晶となります。解像度は低くなっていますが、その分バッテリーの向上が期待できます。
通信規格としては、キャリアアグリゲーションによって下り最大150Mbpsのデータ通信が可能になる「4G LTE」に対応。下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」にも対応するほか、高音質通話サービスを利用できる「au VoLTE」もサポートします。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応します。
また、ユーザーのニーズに合わせてワンセグに対応し、おサイフケータイも利用することができます。
「TORQUE G02」の発売日は7月上旬と発表されています。
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