発表直後から「高すぎる」との声が相次いでいたバルミューダスマホこと「BALMUDA Phone」の販売価格が104,800円から78,000円に値下げされました。
今回、値下げされるのはバルミューダオンラインストア、BALMUDA The Store Aoyama、ブランドショップ(松屋銀座、阪急うめだ本店)で販売されているモデル。なお、BALMUDA Phoneを取り扱うソフトバンクは2月からスタートしたキャンペーンに合わせて約半額の71,664円に値下げ(条件あり)しています。
「バルミューダが考えるスマートフォン体験を、より多くの方にお届けする」
「BALMUDA Phone」は、手のひらに収まる4.9インチのコンパクトディスプレイと手に馴染むカーブした背面が特徴のスマートフォン。5GやFeliCa、ワイヤレス充電に対応し、シンプルで快適な使いやすさを追求した独自アプリケーションを搭載しています。
今日公開されたアップデートによって、独自アプリケーションの計算機は為替換算通貨が5通貨から24通貨に拡大。長さ・面積・温度といった3つのパラメーターについても単位変換が可能になるなど、アップデートによる機能追加・改善を実施。スケジュール管理アプリ「BALMUDA Scheduler」はAndroid 9以降のデバイスで利用できるように無料公開されました。
バルミューダは値下げの理由について「お求めやすい価格にすることで、バルミューダが考えるスマートフォン体験を、より多くの方にお届けすることを目的にしています」と説明しています。
BALMUDA Phoneのスペックを改めて確認してみると、Snapdragon 765、6GBのメモリ、128GBのストレージ、2,500mAhのバッテリー、シングルレンズのカメラ・・・いずれも10万円のスマートフォンとしてはかなり物足りないものでした。78,000円に値下げされたことで買いやすくなったものの、iPhone 12 miniの128GBが75,800円。Pixel 6の128GBが74,800円であることを考えると、まだ割高感があることは否めません。
同じSnapdragon 7番台のFeliCa搭載、5Gスマートフォンであれば「AQUOS zero6」が良いライバルですが、トリプルカメラや4,010mAhのバッテリー容量を考えるとやはり少し高いという印象です。
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