5月12日、人気家電ブランドのバルミューダが携帯電話事業を終了すると発表しました。
バルミューダは2021年5月に“バルミューダならではの新たな体験や驚きを提案”するとして京セラが製造する5G対応スマートフォンの発売を予告。同年9月には丸みを帯びた背面のデザインが一部公開されました。
同年11月にバルミューダの公式サイトに加え、キャリア独占でソフトバンクからも発売。後にバルミューダスマートフォンについて聞かれると「日本メーカーがスマートフォンでチャレンジしたいのであれば支援したいと思った」「取り扱って良かった」とコメントしていました。
バルミューダは携帯端末事業を終了する理由について「現在の事業環境において総合的に検討した結果」と説明し、他の事業に注力するべきと判断したと説明しています。
なお、バルミューダは2021年11月にスマホと呼ばれないデザインも始まっていると発言し、2022年夏には下期にまとまった納入があるとコメントするなど次期モデルの発売も予想されていましたが、条件が整わずに中止したとのこと。
携帯端末事業終了後もBALMUDA Phoneおよび関連アクセサリは購入できるほか、アフターサービス・修理受付(SIMフリーモデルは2026年9月30日まで)・ソフトウェアップデートを今後も継続し、バルミューダ製のアプリはこれまで通り使用できるとのこと。
定期的なセキュリティアップデートは2023年11月まで提供予定。致命的な脆弱性が見つかった場合は対応を検討するとしています。
補償サービスのBALMUDA Phone Careも継続して利用できるほか、2024年9月30日までの購入者に対して購入日から14日以内に申し込み受付も行います。
携帯端末の開発中に得た数々の発見と知見は、私たちがこれから提供する製品に、新たな価値をもたらすことになると信じています。バルミューダは、今後もインターネットテクノロジー関連の研究開発を積極的に進めてまいります
- 引用元
- BALMUDA
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