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ドコモ、厳しい検査をクリアした中古iPhoneの販売開始。iPhone XRなど約4万円から

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Yusuke Sakakura公開日:2022/03/23 16:52
ドコモ、厳しい検査をクリアした中古iPhoneの販売開始。iPhone XRなど約4万円から

ドコモオンラインショップで高品質な認定リユース品「docomo Certified」の販売がスタートしました。

docomo Certifiedは、ドコモの厳しい検査基準をクリア(バッテリー容量80%以上で基本機能・接続機能を専門業者が検査)した高品質なドコモ認定リユース品(中古品)で、購入から30日間は無償で交換できるあんしんの中古スマートフォン。3月23日時点ではiPhone X|XR|XSを購入できます。

iPhoneが起動しない、SIMを認識しない場合は30日間の無償交換が可能

ドコモが販売する中古iPhoneには端末の状態に応じてランク付けされていて“目立つキズや汚れがなく、非常にきれいな状態のもの”は「ランクA+」、“目立つキズや汚れが少なく、きれいな状態のもの”は「ランクA」として購入前に確認できます。

購入後に万が一、起動しない・UIMカードが認識しない場合は30日間の無償交換が可能なため、ドコモは安心して購入できると説明しています。

バッテリーの消耗やユーザーの故意・過失・改造などによる故障、自然災害による故障、傷や汚れなど外観、経年劣化による症状(液晶の画面焼け、ドット抜けなど)、端末性能・OSバージョンによる不具合症状などは交換で来ません。

中古のiPhoneはメーカー保証はないものの、ドコモショップやApple Store、Apple正規サービスプロバイダ等で有償の修理や下取りプログラム、ケータイ補償サービスに申し込むことも可能。

なお、SIMロックが解除されているものの、端末のみ購入は不可。5G契約中に4G機種のdocomo Certifiedを購入することもできないと案内されています。

キャリアx中古スマホの利用者は1%

公正取引委員会の調査では、ドコモなど携帯キャリア(MNO)ユーザーの1.4%、MVNO利用者の6.5%が中古の携帯電話端末を利用していると回答しています。

8割を超えるユーザーが中古スマホを「利用しようとは思わない」と答え、理由については「バッテリーの持ちが悪そうだから」「端末が衛生的ではないイメージがあるから」「きちんと動作するか分からないから」と答える人が多いとのこと。

ドコモが厳しい検査基準をクリアした高品質なdocomo Certifiedを販売することによってこういった懸念を払拭できそうです。

公正取引委員会は格安SIM/格安スマホのシェアが1割程度にとどまっている原因として、中古スマホにおいて大手の携帯電話事業者が下取りした端末の国内販売を制限するといった行為が独占禁止法上問題になり得ると説明していました。

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