2019年度第1四半期(4月〜6月)に“大胆な料金プランの見直し”を予告しているドコモ。
仕組みが複雑でわかりにくい料金プランをシンプルにし、2〜4割程度の値下げを実施する。1年あたり最大4,000億円規模の還元を行うことも明らかにしている。それ以上の新料金プランの詳細は不明だが、データし放題プランになるかもしれない。
UPDATE:2019/04/15 17:08ドコモが新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を正式発表しました。
「ギガホ」「ギガライト」の商標を出願
ドコモが2019年3月25日に新料金プランの名前と思われる名称とロゴを商標出願したことが明らかになった。商標出願したのはギガホ」「ギガライト」の2種類。
特許情報プラットフォームで確認できる出願書類を見てもどういった料金プランであるかを確認することはできないが、名前とロゴからデータ通信に制限のないデータし放題のプランであることは予想できる。
ドコモの赤いカラーで描かれた線がデータプランを表現していて「ギガホ」はどれだけ“ギガ”を使っても料金の変わらないプラン、「ギガライト」はデータ通信量が増えるにつれて料金が上がっていく多段階制のプランになることが予想される。
他社はデータ通信量に上限を設定
現在、auは20GBまたは30GBの上限がある「auフラットプラン」を提供しており、ソフトバンクは50GBの上限+対象サービスなら動画SNS放題の「ウルトラギガモンスター+」を提供している。
ソフトバンクは「ギガ使い放題キャンペーン」として今年9月30日まですべてのアプリ・サービスにかかるデータ通信量を無制限にしているが、ドコモの「ギガホ」がデータ通信し放題プランとなれば、主要3キャリアとしてはドコモが独占で提供することになる。
例年どおりであれば来月中にもドコモは新製品・新サービス発表会を開催する。その場では「Xperia 1」「Galaxy S10」など2019年夏モデルと新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を発表することが予想されるが、発表後、他社がどのように「ギガホ」に対抗するのかも注目だ。
[商願2019-42279]
— 商標速報bot (@trademark_bot) 2019年4月12日
商標:[画像] /
出願人:株式会社NTTドコモ /
出願日:2019年3月25日 /
区分:9(測定機械器具ほか),38(移動体電話による通信ほか) pic.twitter.com/ywpxAd3nyk