Pixel Fold、Galaxy Z Fold5、Galaxy Z Flip5、motorola razr 40 ultraなど、今年は折りたたみスマートフォンがアツい夏になっています。
なかでもFlipフォンは大きな進化を遂げました。これまで半分に折りたためることが最大の魅力で、それ以上のものはなかったものの、カバーディスプレイを巨大化させることで新たな価値と体験を生み出そうとしています。
motorola razr 40 ultraは、ほぼ制限なしでアプリを起動できるため、外側のディスプレイでPayPayを起動して決済に必要なバーコードを表示したり、Twitter Xの通知だけでなくリプライを確認してキーボードを使って返信することもできるなど、1台にビッグとスモール、2つのスマートフォンが集約されているようなものです。
対抗するGalaxy Z Flip5についても、より強い制限を受けるもののアプリを起動できることがわかりました。
9to5Googleによると、ラボ機能を利用することでGoogleメッセージ、Samsungメッセージ、WhatsApp、YouTube、Netflix、Googleマップを起動できるとのこと。
より多くのアプリをカバーディスプレイで起動したい場合は、Good Lockアプリが必要になります。
Good Lockアプリを起動した後、カバーディスプレイで起動したいアプリを選択すると、Good Lockのウィジェットにアプリが追加され、カバーディスプレイからアプリを起動できるようです。
ただし、一部のアプリはうまく動作せず、Googleウォレットのように意図的にブロックされている場合もあるとしています。
重要なのはGood LockアプリはGalaxy Storeからダウンロードする必要がありますが、残念ながら日本からGood Lockアプリをダウンロードできないということ。APKを入手する方法はありますが、面倒でセキュリティのリスクを伴うことから推奨できる方法ではありません。
なお、ラボ機能へのアクセスは特に制約がないため、日本版のGalaxy Z Flip5でも利用できるはず。
Samsungに期待することは、Good Lockアプリの日本提供と、より多くのアプリをラボ機能に追加すること、将来的にすべてのアプリを起動できるウィジェットを正式提供することです。それが実現するまでは、特に機能性を優先する場合、motorola razr 40 ultraが最良のFlipフォンと言えそうです。
コメントを残す