Samsungが折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flipシリーズの最新機種として「Galaxy Z Flip6」を発売しました。
Galaxy Z Flip6の購入を検討していて、前作のGalaxy Z Flip5からどれぐらい進化したのか、何が変わったのか知りたい人も多いはず。
この記事では、Galaxy Z Flip6とGalaxy Z Flip5の違いを比較してまとめています。ぜひ購入の参考にしてください。
Galaxy Z Flip6とGalaxy Z Flip5の違いを比較
Galaxy Z Flip6 | Galaxy Z Flip5 | |
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デザイン | ||
素材 |
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サイズ |
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重さ | 187 g | 187 g |
カバーディスプレイ |
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メインディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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ベンチマーク |
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チップセット | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy |
メモリ | 12GB | 8GB |
バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6・ミリ波 | Sub6・ミリ波 |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
FeliCa | ◯ | ◯ |
防水・防じん | IP48 | IPX8 |
USB | Type-C 3.2 | Type-C 2.0 |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
| ー |
アップデート保証 |
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同梱品 |
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デザインを比較
Galaxy Z Flip6のメインカメラには、本体のカラーに合わせたレンズリングが備えられたことで、ポップな見た目になりました。
また、本体の側面には新しいストレートエッジデザインが導入されたことで、スタイリッシュな印象も増しています。
日本で販売されるカラーは、ブルー、シルバーシャドウ、ミント、イエローに、Samsungオンラインショップ限定のクラフテッドブラックとホワイトを加えた全6色です。
大きさと重さを比較
Galaxy Z Flip6の大きさは前モデルのFlip5とほぼ同じで、本体を閉じた時の厚さが0.2mmだけ薄くなっています。
本体を閉じれば小さなポケットやカバンにスッと入れて持ち運びが可能。
重さも前モデルから変わらない187gのため、アレンジしたクリアケースにネックストラップを付けて持ち運ぶこともできます。
@sakakuray 縦に折ってコンパクトに持ち運べる折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」 ディスプレイのシワが大幅に改善されてる! #GalaxyUnpacked #GalaxyZFlip6 @Samsung Japan ♬ Funk It Up – Official Sound Studio
ディスプレイを比較
どちらも画面の大きさは、本体を閉じた状態で使えるカバーディスプレイが3.4インチ、開いた状態で使えるメインディスプレイが6.7インチです。
大きな違いはメインディスプレイの明るさで、Galaxy Z Flip6は1750ニトから2600ニトに向上。約1.5倍も明るくなったことで、日差しの強い屋外で地図を見るときも電子書籍を読む時も快適に使えます。
さらに、保護レイヤーの改善によって衝撃吸収性が向上し耐久性が強化。折り目のシワがほとんど目立たないようになっています。
カバーディスプレイはアレンジ機能が強化され、自分が好きなようにカスタマイズできます。
アレンジしやすく最も自己表現がしやすい壁紙では、タッチ操作に反応する「インタラクティブ壁紙」、リアルタイムの天気を壁紙に反映する「今の天気壁紙」、キーワードに合わせてユニークな壁紙をAIが生成する「生成AI壁紙」、壁紙に設定する画像に合わせて時計が被らないよう提案するカスタムサポート機能が利用可能に。
カバーディスプレイを左右にスワイプしてアクセスできるウィジェットでは、複数のウィジェットとアプリを1つのページに表示することもできます。
Galaxy AIを比較
コンパクト折りたたみAIフォンのGalaxy Z Flip6には、折りたたみボディに最適化されたGalaxy AIが搭載されています。
Galaxy AIが他社のAIよりも充実しているコミュニケーション機能では、メッセージのやり取りを分析しておすすめの返信内容が提案され、キーボード不要で画面をタップするだけでLINE等のメッセージに返信できる「おすすめの返信」に対応。
通訳アプリでは、カバーディスプレイに翻訳結果を表示することで、例えば海外旅行で現地の人とハンズフリーでスムーズに会話することもできます。
画像生成や編集においては、写真や画像の上に適当に船を書くだけでAIが本物のような船を追加したり、犬の顔にメガネを書くだけでAIが本物のようなメガネを追加したり、1から絵を描いてAIがプロのようなクオリティの画像を生成する「AIスケッチ」や、自撮りなどの写真や画像をスケッチ、水彩画、3Dアニメ、コミック調に変換してアバターが作れる「ポートレートスタジオ」も利用できます。
カメラを比較
Galaxy Z Flip6は閉じた状態で利用できるカバーディスプレイで画角を確認しながら画質の良い外カメラで自撮りできる“外カメセルフィ”が大きな特徴です。
最新モデルでは、メインカメラの画素数が12MPから50MPにアップして画質が大幅に向上しています。
Samsungによれば、フラグシップモデルのGalaxy S24同等のクオリティで撮影が可能。夜景やズーム撮影も飛躍的に改善されています。
カメラ機能では、クリアな輪郭とリアルな表情を自然なボケ感で撮れるAI搭載のポートレートや、被写体を自動検出して全身や上半身が映るように画角を自動調整する「オートズーム」に対応。
動画ではビデオカメラのように持つことでカメラのUIが最適化されるほか、標準のカメラアプリだけでなく、インスタのカメラアプリでナイトモードを使って撮影できます。
性能を比較
チップセットには、Galaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold6と同じ最新のSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyが搭載されています。
Galaxy Z Flipシリーズ史上最速のチップによってパフォーマンスが向上。
さらに、Galaxy S23 Ultraに比べて150%も大型のベイパーチャンバーをGalaxy Z Flipシリーズとして初めて搭載。高負荷なゲームをプレイする時も高いパフォーマンスが持続して快適にプレイできます。
電池持ちを比較
これまでのGalaxy Z Flipシリーズは、電池持ちにやや難がありましたが、Galaxy Z Flip6はシリーズ最大容量となる4,000mAhのバッテリーを搭載。
また、電力効率が改善されたSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyによって、音楽再生時間は57時間→68時間、動画視聴時間は20時間→23時間と電池持ちが改善されています。
価格を比較
Galaxy Z Flip6はドコモ、au、Samsungオンラインショップで7月17日から予約受付が開始、7月31日に発売されました。
価格と負担金は以下のとおりです。
docomo | ||
容量 | 256GB | 512GB |
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機種代金 | 175,560円 | 販売なし |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却89,760円毎月の支払額3,902円/月 | 販売なし |
au | ||
容量 | 256GB | 512GB |
機種代金 | 169,800円 | 184,800円 |
新規契約 | ||
負担金 | 端末返却で83,800円毎月の支払額3,643円/月 | 端末返却で98,800円毎月の支払額4,295円/月 |
機種変更 | ||
負担金 | 端末返却で72,800円毎月の支払額3,165円/月 | 端末返却で87,800円毎月の支払額3,817円/月 |
のりかえ | ||
負担金 | 端末返却で72,800円毎月の支払額3,165円/月 | 端末返却で87,800円毎月の支払額3,817円/月 |
Samsung | ||
容量 | 256GB | 512GB |
機種代金 | 159,000円 | 177,700円 |
まとめ:コンパクト折りたたみボディにAI統合で完成度が向上
コンパクト折りたたみAIフォンのGalaxy Z Flip6は、折りたたみボディにGalaxy AIが統合されたことが最も大きな進化ポイントです。
最新のメッセージ内容を分析してAIが最適な返信文を提案したり、壁紙画像を分析して最適な位置に時計を配置したり、画像を際立たせるために色を変更したり、時間や天気に合わせてリアルタイムに変化するロック画面など、新しいAI体験を利用できます。
カメラも標準カメラが12MPから50MPにアップし、高画素センサーを活用した光学相当の2倍ズームに加えて、AIを活用した最大10倍ズームに対応するなど、画質が向上してています。
折りたたみスマホの課題であるディスプレイの折り目や耐久性の改善。大容量バッテリーと電力効率の向上によって電池持ちも良くなり、折りたたみスマホとしての完成度もさらに高まっています。
Galaxy Z Flip5から買い替える必要はないかもしれませんが、Z Flip4からの買い替えを検討している人には迷うことなく買い替えをオススメできます。巨大化したカバーディスプレイによって、同じ折りたたみスマホでも得られる体験は大きく異なり、劇的な進化を堪能できます。
- いつでもカエドキプログラムの負担金は、24回払いで購入後、23ヶ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
- スマホトクするプログラムの負担金は、24回払いで購入後、13カ月目~25カ月目までの特典利用の申し込みと機種返却が条件です。
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