トリプル折りたたみスマホ「Galaxy Z TriFold」が12月5日発表？価格は46万円、10インチディスプレイの噂

今年、Samsungは折りたたみスマートフォンの完成度をさらに高めた「Galaxy Z Fold7」を発売しました。

来年にはAppleが折りたたみのiPhoneを投入するという噂もあります。もし実現すれば、折りたたみスマホの注目度はいっそう高まるはずです。

そうした中で、Samsungはさらに一歩先を行く”3つ折り”タイプの開発を進めています。

長年にわたり数多く精度の高いリークをしてきたEvan Blassによれば、3つ折りスマホの名前は「Galaxy Z TriFold」になる見込みで、確認済みのスペックも伝えています。

10インチメイン画面＋2億画素バックカメラ＋5,400mAhのバッテリー

閉じた状態で操作できるカバーディスプレイは6.5インチ。最大輝度は2,600ニトとされています。

カバーディスプレイの大きさはZ Fold7と同じですが、本体を開くと10インチのディスプレイが展開されます。最大輝度は1,600ニト。

バックカメラには2億画素のセンサーを搭載。フルピクセルで撮影すれば、タブレットクラスの画面いっぱいに拡大しても画質が大きく劣化することはないかもしれません。

バッテリー容量は5,437mAh。Z Fold7に比べて約1000mAh増量されていますが、メインディスプレイの画面サイズを考えると、電池持ちは少し不安なところがあります。なお、チップセットはSnapdragonを採用するとみられます。

Galaxy Z TriFoldは左右のパネルを内側へ折りたたむ構造で、それぞれの厚さは 3.9mm、4.0mm、4.2mm。閉じた状態は12.1mmになるようです。

同じ3つ折りの「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」に比べて0.7mmだけ薄いことになります。

価格は3000ドル、韓国と中国で発売

Samsungは3つ折りスマホの姿をすでに公開しており、年内に発表する計画も明かしています。

具体的な時期は明らかではないものの、THE CHOSUN Dailyは12月5日と報じています。

発表後すぐ販売を開始し、価格は3000ドル――約464,000円に設定され、まずは韓国と中国などの限定された地域で展開されるようです。