美しいWi-Fi 6E対応メッシュルーター「Nest Wifi Pro」が10月27日発売。価格は199.99ドル
Googleが最新のメッシュWi-Fiルーター「Nest Wifi Pro」を10月27日に発売します。
陶器からインスピレーションを得た美しい光沢仕上げで、家になじむようにデザインを採用。いかにもWi-Fiルーターのような長いアンテナや点滅するライトはありません。
キャビネットやクローゼットの中にしまう必要はなく、堂々と部屋に設置できるため、電波レベルやパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
高速通信・低遅延・電波干渉の低減可能なWi-Fi 6E
Nest Wifi Proの最大の特徴は、Wi-Fi 6から大きくアップグレードされたWi-Fi 6Eに対応したこと。前世代のGoogle WifiはWi-Fi 5に対応していました。
Wi-Fi 6Eでは、2.4GHz/5GHzだけでなく、高速通信・低遅延・電波干渉の低減が可能な新しい6GHz帯によって高速道路を走るように快適にWi-Fiネットワークを利用できます。
速さはWi-Fi 6に比べて最大2倍です。
日本では先月承認されたばかりなので、Wi-Fi 6Eに対応した製品はそれほど多くありません。Pixelスマートフォンも日本モデルはWi-Fi 6E非対応です。まもなく発表されるPixel 7に期待しましょう。
ネットワークパフォーマンスをリアルタイムで分析し、接続を最適化して混雑を回避。ビデオ通話やストリーミングなどネットワーク負荷の高い通信を優先的に処理します。
面倒なルーターの設定もGoogle Homeアプリを使って簡単にセットアップ可能。アプリにステップごとの手順が表示されるため、数分でネットワークを構築できます。
ほかにもスピードテストの実行やパスワードの共有、ゲストネットワークの設定などもアプリで行います。
ネットの切断を回避するために、接続問題をスキャンして診断、取るべき手順をアプリで通知する機能も備え、接続が切れた時の復旧などよくある問題も自動修正します。
子どもがいる家族には嬉しい、追加料金なしで就寝時や夕食の時間帯にWi-Fiアクセスを制限できるスケジューリング機能や危険なコンテンツをブロックするペアレンタルコントロール機能も無料で利用可能。
ただのWi-Fiルーターではなく、スマートホームの新しいプロトコルであるMatterのハブとしても利用できます。
Nest Wifi Proは、製造方法から材料に至るまでサステナビリティに配慮し、重量にして60%以上がリサイクル素材で作られ、柔らかなコットンホワイトのスノー、部屋に温かみをもたらすリネン、落ち着いた雰囲気の部屋に最適なフォグ、爽やかなレモングラスといった4つのアースカラーが用意されています。
販売価格は、メッシュWi-Fiによって最大613平方メートルをカバーする3パックが399.99ドル、2パックは299.99ドル、最大204平方メートルをカバーする1パックは199.99ドル。今日から予約受付を開始、発売日は10月27日です。
残念ながら今のところ日本版のGoogleストアでは予約できませんが、対応言語に日本語も含まれているため、後日発売が発表されるかもしれません。なお、前世代のGoogle Wifiとの互換性はないので注意しましょう。