Googleは今年も10月4日に新製品・新サービス発表イベント「Made by Google」を開催すると噂されている。
イベント当日、最も発表が期待されているのはフラグシップスマートフォン「Pixel 3」シリーズだが、通信機能がアップグレードされた新型Chromecastが発売される可能性もあるようだ。
新型Chromecast、Bluetooth・Wi-Fiの性能向上か
今年5月、新型ChromecastがFCCを通過した。FCCは日本の技適みたいなもので、通信性能を備えた未発表デバイスは同機関の認証を受けなければならない。通過に伴い公開された資料からは従来と同じデザインを採用しながら、内部アップデートを行うことがわかっている。
内部アップデートは、BluetoothやWi-Fiといった通信機能に関するもので、従来のChromecastは低消費電力に特化したBluetooth Low Energyのみをサポートしていたのに対し、新型ChromecastはBluetoothをフルサポートする。
Bluetoothのフルサポートによって何が起きるかは明らかではないが、9to5Googleはリモコンやゲームコントローラーをサポートすると予測している。Googleがストリーミング形式のゲームサービスを開始するとの噂があり、将来的にはChromecastを使用してゲームを楽しめるのかもしれない。
Wi-Fiにおいては、5GHzのアンテナゲインが2.1dBiから4dBiに性能アップすることで、電波感度が良くなるようだ。
冒頭で書いたとおり、Googleは新製品・新サービス発表イベント「Made by Google」を今秋開催する予定。Googleは自らの広告で開催日程を明らかにしてしまった。日本発売が期待される「Pixel 3」シリーズやGoogleアシスタントに対応した自社製「スマートディスプレイ」などの発表が噂されている。