Googleは来週発売する「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」にて、7年間の長期にわたるアップデート保証を約束しました。
アップデート保証はセキュリティアップデートだけではなく、機能追加を行うOSとFeature Dropも対象。つまり、2030年10月まで安全かつ最新の状態で使うことができます。これで長期利用におけるソフトウェアに心配事はなくなりました。
さらに、Googleはイベント後に公開した記事でハードウェアのサポートも延長し、部品提供も7年間行うことを明かしています。つまり、劣化したバッテリーや割れた画面を7年後も交換できるということです。
日本におけるガラケーを含む携帯電話の使用年数が4.4年(内閣府発表)であることを考えると、7年間のアップデートとパーツ提供が保証されていれば長期利用は安心です。中古スマホ市場におけるPixelスマートフォンの価値も上がるかもしれません。
修理する権利がない日本では心配事も
実際に修理する場合、海外ではパーツと修理ガイドを取り寄せて劣化したバッテリーや割れた画面を交換できますが、電波法等で修理する権利が奪われている日本では自分の手で修理することはできません。
そのためキャリアや正規修理店であるiCrackedのショップに持ち込んだり、配送修理を利用することになりますが、キャリアや正規修理店が7年間を待たずして修理受付を終了してしまうことも考えられます。
あくまでもGoogleが約束しているのは部品提供であって修理サービスではありません。
ちなみに、日本で最初に発売されたPixel 3シリーズを取り扱ったソフトバンク(2023年3月31日終了)とドコモはすでに修理受付を終了していますが、iCrackedはPixel 3シリーズの修理を今も受け付けているようです。
Google will also extend hardware support and make parts available for seven years to match the software commitment. The result? You can be confident that your Pixel gets even more helpful over time
- 引用元
- The Keyword
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