Android PC(Aluminum OS)の動作画面をGoogleがうっかり漏らす
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleが今年進めているビッグプロジェクトのひとつが、PC向けのChrome OSをAndroidに統合して、新しいプラットフォームへ移行することです。
バグトラッカーや採用情報から統合後のプラットフォームは、「Aluminum OS(ALOS)」と呼ばれていること、AIをコアに据え、エントリーからハイエンドまで幅広いデバイスで展開する構想など徐々に明らかになっています。
そして今回、Aluminum OSのインターフェースを、Google自身が誤って公開してしまいました。
Aluminum OSの画面録画が公開
GoogleはChromium Issue Trackerに、Aluminum OSで記録した2本の画面録画を誰でも閲覧できる形で投稿してしまいました。
画面録画を記録したデバイスは、第12世代Intel Core(AlderLake-U)を搭載する「HP Elite Dragonfly 13.5 Chromebook」。Android 16ベースのALOS——Aluminum OSであることをバグレポートが非公開になる前に内容を確認した9to5Googleが伝えています。
- デバイス:HP Elite Dragonfly 13.5 Chromebook
- プロセッサ:第12世代インテルコア(AlderLake-U)
- OS:Android 16ベース
- ビルド番号:ZL1A.260119.001.A1
UIは大画面Androidの延長に
画面録画で確認できるインターフェースは、Androidタブレットや折りたたみスマホに提供される大画面UIをベースにしつつ、PC向けに最適化したような印象です。
メインエリアは左右に分割され、2つのChrome Devが横並びになっています。中央にはスプリットバーが表示され、バーを左右に動かすことで表示比率を変えられるはずです。
Chrome Devはデスクトップモードとして認識されていて、アプリの上部にタブが表示され、拡張機能にも対応していることがわかります。
タスクバーからGoogle Playストアを起動すると、Chrome Devの上に重なるようにポップアップが表示されます。このポップアップウィンドウは自由に移動可能。おそらくサイズ変更にも対応しているでしょう。
また、Playストアでアップデートを実行し、当該アプリに戻ると、更新中の画面が表示され、その後は更新前に開いていたタブを維持したままアプリが起動します。
タスクバーには、お気に入りや最近起動したアプリに加えて、アプリ一覧(ドロワー)へアクセスできるアイコンも表示されています。
画面上部のステータスバーには、左側に日付と時刻、右側にバッテリー残量やWi-Fiのレベル、通知などが並びます。
Android PCの登場時期は?
今回のうっかり事故で見えたのは、インターフェースだけではなく、ALOSがすでに既存のChromebook上で動作していて、実機で検証まで進んでいる開発の進行状況もです。
昨年秋には、Googleの幹部が来年に向けた取り組みだと語っており、2026年の登場を示唆しています。
正式発表の舞台として有力なのは、毎年5月の開発者会議「Google I/O」と、Androidに特化した「The Android Show」。どちらも、ALOSの全体像を示しつつ、PC向けAndroidの実機デモを披露するには絶好のタイミングになりそうです。




















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