車での移動にかかせないGoogleマップにまた便利な機能が追加された。
1つはスピード違反を取り締まるオービスの位置を表示する機能。もうひとつは地図上に制限速度を表示する機能だ。いずれも運転手に警告をうながす通知機能も備えている。
オービスの場所を検知できる新機能
Android Policeによれば、Googleマップの地図上にスピード違反を取り締まるオービス/スピードカメラの位置が表示されるようになったとのこと。スピード違反の取り締まる位置を示すアイコンは経路検索とナビ中に表示され、ナビの利用中に車がオービスに近づくと音で警告をうながす機能も備えているようだ。
これは一部のユーザーや地域に限定されたもので現在はテスト段階とされている。ただ、Mashableによればイギリス/アメリカ/オーストラリア/ロシア/ブラジル/メキシコ/カナダ/インド/インドネシアといった広い地域で確認されているとのこと。
スピード違反を警告する機能
さらに、Googleマップのナビ画面に道路の制限速度を表示し、実際のスピードが制限速度に近づくと警告する機能が確認されている。機能自体は2016年に追加されていたものの、提供地域はブラジルのリオデジャネイロとアメリカのサンフランシスコといったごく一部のエリアに限定されていた。今回、新たにニューヨークやミネソタ、ロサンゼルスでも確認され、さらにはイギリスやデンマークでも利用可能になっているそうだ。
残念ながら両方の機能とも日本では利用できない。少しでも早い提供を望むGoogleマップのナビ愛用者は多いはずだ。