Google、保証切れの「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」に2022年9月のセキュリティアップデート配信
日本時間9月7日、Googleが2019年5月に発売した「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」向けに2022年9月のセキュリティアップデートを配信しました。
Google独自チップを搭載していないPixelスマートフォンには、発売から3年間のアップデート保証がついていますが、「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」の保証期間は2022年5月で期限切れになっています。
保証期間が切れた後も6月にサプライズアップデートが提供されていましたが、今回さらにもう1回のアップデートが提供されています。
機能追加アップデートは提供されず
今回のアップデートを適用することで、セキュリティアップデートの更新日が2022年5月から2022年9月に最新化され、4ヶ月分の脆弱性が修正されます。
残念ながらOSアップデートではないため、Androidのバージョンは12のまま。3ヶ月に一度の機能追加アップデートFeature Dropの一環として配信されるQPRも最新の3ではなく2のままです。
「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」は、Google Pixelブランドとして初のミッドレンジスマートフォンとして発売されたモデル。
ポリカーボネートのボディを搭載するなどコストを削減しながら、上位モデルと同じカメラを搭載したことで日本を含めた世界中で人気に。人気は今も継続していて、今年発売された最新機種のPixel 6aは、上位モデルと同じ独自チップを搭載したことで、コストパフォーマンスが高く評価されています。
「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」向けのアップデートは、おそらく今回が最終になることからPixel 6aや日本時間10月6日に発売されるPixel 7、Pixel 7 Proへの買い換えを検討するのも良いでしょう。