2023年10月に発売されたGoogle Pixel 8とPixel 8 Proは、最新のGoogle Tensor G3チップを搭載したスマートフォン。
同チップで実現するGoogle AIによって、写真から邪魔なものを消して生成AIによって自然に仕上げる「編集マジック」、撮影後に友達や家族の表情を交換できる「ベストテイク」など、AI機能が大幅に強化されました。
Android 14以降にアップデートできるGoogle Pixel 8とPixel 8 Proでは、eSIMとデュアルeSIMにも対応しています。この記事では、eSIMを利用する方法や転送・移行方法について詳しく解説します。
Google Pixel 8はeSIMに対応してる?
はい。Google Pixel 8シリーズは、物理的なnanoSIMカードだけでなくeSIMにも対応しています。1
SIMカードがスマホから取り出すために専用のピン(ない場合は安全ピンやクリップでも)が必要なのに対して、eSIMはスマホの画面を操作して移行する必要があります。
新規契約する場合はSIMカードの到着を待つ必要がないため、最短即日で回線を利用できることも大きなメリットの1つです。
eSIMの対応状況
eSIMを利用するには契約している回線やSIMを提供する事業者がeSIMと各機種をサポートしている必要があります。
Google Pixel 8シリーズのeSIM対応を案内している事業者は以下のとおりです。なお、他社で購入した機種は動作保証されていない場合があります。
Google Pixel 8はデュアルSIMに対応してる?
はい。Google Pixel 8シリーズは、2つのSIM(2つの回線)を利用できるデュアルSIMに対応しています。2
1台で異なるキャリアの回線、プラン、電話番号を利用することでさまざまなメリットがあります。
- 片方のキャリアで通信障害が起きても家族や友だちと連絡が取れる
- 安価なプランとデータ使い放題、通話し放題のプランを使い分ける
- プライベートと仕事でつながる人と電話番号を使い分けることが
Google Pixel 8シリーズのデュアルSIMはデュアルスタンバイ方式で、2枚のSIM(2つの回線)が同時に待受状態になります。デュアルアクティブではないため、一方のSIMで通話中に、もう一方のSIMでデータ通信や音声通話はできません。
Google Pixel 8はデュアルeSIMに対応してる?
はい。Google Pixel 8シリーズは、デュアルeSIMにも対応しています。3
1台に2つのeSIMをダウンロードして同時に有効化できます。つまり、SIMカードスロットが空っぽの状態になります。
- nanoSIMカード + eSIM
- eSIM + eSIM (デュアルeSIM)
eSIMの使い方と設定方法
eSIMは設定画面のネットワークとインターネット>SIM>SIMの追加>eSIMを設定から設定用のQRコードをスキャンするか、設定用のコードを手動で入力してeSIMを設定できます。
なお、設定用のQRコードや設定用のコードを取得する方法は事業者によって異なります。
よくある質問
Google Pixel 8シリーズで2枚のSIMカードを使える?
使えます。ただし、Google Pixel 8シリーズは物理的なSIMカードスロットが1つしかありません。2枚のSIMを利用するには、SIMカードとeSIMを組み合わせるか、eSIM2枚で利用します。。
Google Pixel 8シリーズにeSIMをいくつまで保存できますか?
複数のeSIMを保存できますが、同時に使用できるのは最大2つまでです。端末から削除せずに他のスマホに移行しなければ、設定画面から切り替えることでいつでも使用できます。
iPhoneからeSIMを転送・移行できますか?
できません。キャリアの専用ページからeSIMを再発行してAndroidにeSIMを保存・設定する必要があります。
eSIMを転送できますか?
転送できます。ただし、利用しているキャリアによって異なります。2024年6月時点で正式に案内しているのは国内キャリアはドコモのみ。Android 14以降のGoogle Pixel、Samsung Galaxy同士で転送できます。
ドコモ以外でeSIMを転送できますか?
2024年6月時点では転送できません。
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