8月20日に発売されたリアルタイム翻訳機能付きのフルワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」
Googleが発売後はじめてとなるビッグアップデートの提供を開始し低音ブーストや新しい翻訳モードなど多数の新機能を追加した。
今日から順次提供されるPixel Buds向けのアップデートでは6つの新機能が追加される。
- バスブースト
- イヤホン共有の自動検出
- 新しい翻訳「文字起こしモード」
- アテンションアラート
- デバイスを探すの改善
- Googleアシスタントでバッテリーの残量を確認
イヤホン共有の自動検出や音声によるバッテリー確認など
ユーザーの要望に答えて迫力のある音声が楽しめる「バスブースト」機能が追加された。Android 10以降のPixelスマートフォンでは設定画面から「接続済みのデバイス」→Pixel Budsの設定に進んで「音」をタップしてスイッチをオンにするとオンになる。
イヤホン共有の自動検出では、イヤホンを友だちと片方ずつ使用していることを自動で検出してイヤホンの音量をスワイプジェスチャーを使って個別で音量調整することが可能になる。なお、通話中やGoogleアシスタントとの会話中は一方のマイクだけがアクティブになるとのこと。
Pixel Budsの最大の特徴である翻訳機能では会話時に利用できる翻訳機能とは別に文字起こしモードが利用できるようになった。相手が話している言語が翻訳されて文字起こしされたものがスマートフォンの画面に表示される。文字起こしされたテキストの音声もイヤホンから流れる。
ただし、現在はフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語を英語翻訳時に利用可能とのこと。日本語には対応していない。
イヤホンを耳に付けていると何が起きているのかわからないことがある。そんなときに役立つのが試験提供される「アテンションアラート」で犬が吠えたり、赤ちゃんが泣いていたり、救急車がサイレンを鳴らしているなどAIを活用して重要な音を検出するとイヤホンの音量を一時的に下げて何が起こっているのかを知ることができる。なお、同じ音が1分以内に鳴った場合はアラートは起動しないとのこと。
このほかにもPixel Budsをどこかに忘れたときに役立つ「Find My Device」が改善されてアップデート後はAndroidデバイスに接続されていなくても地図上に最新の情報が表示されるようだ。
Pixel BudsではイヤホンをタッチしてGoogleアシスタントを起動できるが誤作動を防ぐためにタッチ操作をオフできるようになった。また「OK Google、イヤホンのバッテリーは?」と聞くとバッテリー残量を教えてくれるようになった。
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