アップデートを重ねるたびにホーム画面に並ぶ標準アプリが増えてきたiOS。
特に最近は、Apple Watchの設定アプリや運動量を記録するアクティビティ、健康管理のヘルスケアが追加されました、さらに、今秋登場する「iOS 10」でもHomeアプリが追加されることになりましたが、対応製品を持っていない人にとっては全く無駄なアプリになっています。
標準アプリを削除したいと強く願っていたユーザーは多数いるでしょう。願いどおり、iOS 10では20超の標準アプリを削除することが可能になるようです。
iOS 10で標準アプリの削除が可能に
アップルが公開したサポートページによると、iOS 10ベータ版では事前にインストールされた23個の標準アプリを削除できるとのこと。
標準アプリを削除することで削減できる容量は150MB未満の小さな容量で、ユーザーデータや設定ファイルなども削除されると説明しています。
When you remove a built-in app from your Home screen, you also remove any related user data and configuration files. This can affect things like related system functions or information on your Apple Watch.
The apps built into iOS are designed to be very space efficient, so all of them together use less than 150MB.
なお、削除できる標準アプリは本日からAppStoreで公開されているため、削除後もAppStoreからダウンロードすれば、再度使用することが可能です。
削除できる標準アプリの一覧
- 計算機
- カレンダー
- コンパス
- 連絡先
- FaceTime
- 友達を探す
- Home
- iBooks
- iCloud Drive
- iTunes Store
- メール
- マップ
- ミュージック
- News(日本未提供)
- ノート
- Podcast
- リマインダー
- 株価
- ヒント
- ビデオ
- ボイスメモ
- Watch
- 天気
容量削減のために標準アプリの削除はNG、ホーム画面の視認性改善に役立つかも
150MBというはアプリ本体のサイズでユーザーデータや設定ファイルの容量によっては150MB以上の容量を削減できるはずですが、大きな容量を保持してるアプリは利用頻度も高いはずで、わざわざ削除することはありませんね。
ただ、iOSではインストールしたアプリが全てホーム画面に追加されるため、膨大なアプリの中から特定のアプリを探しだすのは大変(Spotlightでカンタンに検索できますが、、、)。また、使わないアプリをいちいちホーム画面に置いておくのが嫌だという人は少なくないはずです。大きな容量の削減は見込めませんが、ホーム画面を使いやすく、見やすくなるという目的で利用するのに良いかもしれませんね。
ちなみに、標準アプリの削除に対応しているのはあくまでもベータ版のiOS 10であるため、正式版では取り下げや、削除できるアプリの増減があるかもしれません。
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