ホームボタンが廃止されたことで新しいジェスチャー操作が導入された「iPhone X」。操作方法の変更はスムーズに受け入れられないことがほとんどだが、ジェスチャー操作は概ねユーザーに受け入れられていた。ただし、アプリの終了操作は例外でストレスを感じ不満の声が多かった。
Appleはユーザーの意見に耳を貸し、今秋リリース予定の「iOS 12」でアプリの終了方法を変更するようだ。
Appスイッチャーを起動したあとの長タップが不要に
iOS 11がインストールされたiPhone Xでアプリを終了するにはホームインジケーターを上にスワイプしてAppスイッチャーを起動したあと、アプリのサムネイルを長タップしてからアプリのサムネイルを上にスワイプして終了する必要がある。iPhone Xではジェスチャーを多用するためアプリを間違って終了しないように長タップを追加したのかもしれないが、iPhone 8シリーズ以前のiPhoneでは不要な操作でiPhone Xに買い替えたばかりの人はわからないだろう。
iGenerationによればベータ版の「iOS 12」では長タップが不要になったとのこと。つまり、ホームインジケーターを上にスワイプしてAppスイッチャーを起動したあと、そのままアプリのサムネイルを上にスワイプするとアプリを終了できる。
Image by iGeneration
注意したいのは「iOS 12」がベータ版の初期段階であること。2018年秋の公開が予定されているがパブリックベータ版でテストした結果不評だったり不具合等が見つかった場合は最終的に変更されない可能性もある。
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