![違いは?iPhone SE3とiPhone 8を比較](https://mobilelaby.com/wp/wp-content/uploads/iphone-se-2022-vs-iphone-8.jpg.pagespeed.ce.4qXsNm9ryG.jpg)
2017年に発売されたiPhone 8は、iOS 16を最後にOSアップデートが打ち切りになりました。今もセキュリティアップデートは続いているものの、最新の機能を利用し続けるには買い替えが必要になります。
iPhone 8からの買い替えを検討している人の最有力候補はiPhone SE (第3世代)だと思います。
この記事では、iPhone SE (第3世代)とiPhone 8を比較して違いをまとめているので、買い替えの際の参考にしてください。
ただし、iPhone 8はアップデート打ち切りとなることが発表され、iOS 16からiOS 17にアップデートすることはできません。
iPhone SEとiPhone 8の違いを比較
iPhone SE (第3世代) | iPhone 8 | |
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デザイン | ||
価格と容量 |
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素材 |
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サイズ |
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重さ | 144 g | 148 g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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チップセット |
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メモリ | 4GB | 2GB |
ベンチマーク |
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バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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5G | Sub6 | X |
Wi-Fi |
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Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
FeliCa | ◯ | ◯ |
防水・防じん |
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USB | Lightning | Lightning |
セキュリティ |
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センサー |
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同梱品 |
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大きさ・重さを比較
![違いは何?iPhone SEとiPhone 8を比較:大きさ・重さを比較](https://mobilelaby.net/images/2023/06/iphone-se-2022-vs-iphone-8-size.jpg)
デザインはほぼ同じ。大きさもまったく同じなので、片手操作時の快適さなどに違いはありません。
重さについてはiPhone SE (第3世代)の方が4gだけ軽量です。
大きさがほぼ同じながら軽量化されたのは、iPhone 8の発売から4年以上経過したことで、各種部品が小型化・軽量化されたことによって軽量化されたものと考えられます。
カラーはiPhone 8がゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)REDの4色。iPhone SE (第3世代)はスターライト、ミッドナイト、(PRODUCT)REDの3色でシルバーを選ぶことはできません。
![iPhone SE (第3世代)](https://mobilelaby.net/images/2024/06/iphone-se3-colors.jpg)
カメラを比較
iPhone SE (第3世代)とiPhone 8は同じカメラセンサーとレンズを搭載。ハードウェアスペックはほぼ同じです。
一方、ソフトウェアには大きな違いがあります。
iPhone SE (第3世代)は背景をぼかして撮影できるポートレートモードに対応。家族や子ども、ペットの写真も印象的に記録できます。
また、逆光時に起きる白飛びや黒つぶれを効果的に抑えられるスマートHDR4、高度な機械学習によってぼやけてしまう現象を抑えるDeep Fusion、自分好みの色合いで写真が撮れるフォトグラフスタイルにも対応しています。
![スマートHDRで日かげの黒つぶれや逆光の白飛びを抑えた写真が撮れる](https://live.staticflickr.com/65535/50532517887_77a9792a34_k.jpg)
![Deep Fusion なし](https://live.staticflickr.com/65535/50534830818_4023d2e39c_k.jpg)
![Deep Fusion あり](https://live.staticflickr.com/65535/50532504227_1f3cbbd25a_k.jpg)
![フォトグラフスタイル](https://mobilelaby.net/images/2021/09/iphone-13-review-camera-4.jpg)
動画においてはフロントカメラでなめらかな60fpsの映像を撮影できます。
動画撮影機能では、ナイトモードのタイムラプスや最大3倍のデジタルズーム、ステレオ録音に対応。
写真撮影時にシャッターボタンを押したままにすると、連写ではなく動画撮影に切り替わる「クイックテイク」も利用できます。
iPhone 8からiPhone SE (第3世代)に買い替えても劇的な画質の向上はありませんが、着実な進化を感じられます。
性能を比較
iPhone SE (第3世代)とiPhone 8の最も大きな違いは性能です。
A11 Bionicチップを搭載するiPhone 8に対して、iPhone SE (第3世代)はiPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載しています。
メモリの容量も倍増されているため、複数のアプリを行き来しながらスマホを操作するマルチタスキングも快適です。
性能を数値化したベンチマークスコアの違いは以下のとおり。
CPUについてはダブルスコア、GPUについては桁違いの差があり、ゲームなど高い負荷が長時間に及ぶ時のスコアにもかなり大きな違いがあります。
A15 Bionic | A11 Bionic | |
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Geekbench 6 |
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Wild Life Extreme |
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Wild Life Stress Test |
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電池持ちを比較
![違いは何?iPhone SEとiPhone 8を比較:電池持ちを比較](https://mobilelaby.net/images/2023/06/iphone-8-wireless-charging.jpg)
スマートフォンの電池持ちは、消費電力とバッテリー容量によって決まります。
消費電力に大きな影響を与えるディスプレイは仕様が同じなので違いはありません。一方でチップセットの消費電力は大幅に改善され、さらにiPhone SE (第3世代)のバッテリー容量はiPhone 8の10%増しの2,018mAhであることから電池持ちはiPhone SE (第3世代)が優秀と言えます。
iPhone 8の電池持ちに不満があるのであれば、iPhone SE (第3世代)に買い換えても後悔はしないでしょう。
Wi-Fi 6
iPhone SE (第3世代)は、5GとWi‑Fi 6(802.11 ax)に対応しています。
Wi-Fi 5は5GHzのみサポートしているため、ルーターとスマートフォンの間に障害物があると電波が弱まるデメリットがあります。
Wi-Fi 6は最大9.6Gbpsに対応。2.4GHzと5GHzの両方をサポートしているため、Wi-FiルーターとiPhoneの間に障害物があっても強い電波で利用できる2.4GHzと、障害物で電波は弱まるものの高速な5GHzを使い分けることができます。
5G
iPhone SE (第3世代)の5GはSub6のみ対応しています。
Sub6の整備エリアはまだまだ狭いものの、特にauなどKDDIのブランドにおいては2024年度から大幅に拡大する見込みです。
eSIM
iPhone SE (第3世代)はeSIMにも対応しています。
通常のSIMカードは、ネットで申し込みしても自宅にSIMカードが届くのを待つ必要がありましたが、eSIMはネットで申し込み後、本人確認が完了すればすぐに利用を開始できるのが大きなメリット。
デュアルSIMおよびデュアルeSIMにも対応していて、SIMカードとeSIMを同時に利用することもできます。
iPhone SE (第3世代)の価格
iPhone SE (第3世代)の販売価格は以下のとおりです。
docomo | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
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機種代金 | 73,370円 | 82,280円 | 104,500円 |
負担金 | ▼23ヶ月目に返却22,154円毎月の支払額963円/月 | ▼23ヶ月目に返却42,680円毎月の支払額1,855円/月 | ▼23ヶ月目に返却53,020円毎月の支払額2,305円/月 |
au | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
新規契約 | |||
負担金 | 端末返却で11,047円毎月の支払額480円/月 | 端末返却で15,600円毎月の支払額678円/月 | 端末返却で44,775円毎月の支払額1,946円/月 |
機種変更 | |||
負担金 | 端末返却で16,547円毎月の支払額719円/月 | 端末返却で21,100円毎月の支払額917円/月 | 端末返却で50,275円毎月の支払額2,185円/月 |
のりかえ | |||
負担金 | 端末返却で47円毎月の支払額2円/月 | 端末返却で4,600円毎月の支払額200円/月 | 端末返却で33,775円毎月の支払額1,468円/月 |
SoftBank | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
負担金 | 端末返却で22,008円毎月の支払額917円/月 | 端末返却で26,784円毎月の支払額1,116円/月 | 端末返却で52,560円毎月の支払額2,190円/月 |
Rakuten | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 64,000円 | 70,900円 | 85,900円 |
負担金 | 端末返却で31,992円毎月の支払額666円/月 | 端末返却で35,448円毎月の支払額738円/月 | 端末返却で42,936円毎月の支払額894円/月 |
Apple | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
まとめ:iPhone 8からiPhone SE (第3世代)への買い替えはあり?
![まとめ:iPhone 8からiPhone SE (第3世代)への買い替えはあり?](https://mobilelaby.net/images/2023/06/iphone-se3.jpg)
iPhone SE (第3世代)は、iPhone 8とほぼ同じボディに、より新しいA15 Bionicチップを搭載したモデルで、基本性能が飛躍的に向上しています。
特にグラフィックの性能が桁違いに向上しているので負荷の高いゲームも快適にプレイできます。
消費電力の改善とバッテリー容量の増加によって電池持ちも大きく向上したほか、より安定して使えるWi-Fi 6と高速通信の5Gにも対応しています。
カメラはイメージセンサーなどハードウェアは変わらないものの、高速なチップと機械学習がもたらすコンピュテーショナルフォトグラフィによって、白飛びや黒つぶれを効果的に抑え、Deep Fusionによってシャープな写真を記録できます。背景をぼかして撮影できるポートレートモードによって家族や子供の写真も印象的に記録できます。
iPhone 8からの買い替えを検討している多くの人が画面サイズや本体の大きさは変えなくと思っているはず。そういった意味でiPhone SE (第3世代)は買い替えの筆頭候補と言えます。
もう1つの候補はiPhone 13 miniです。iPhone 8、iPhone SE (第3世代)よりも、さらにコンパクトでディスプレイやメインカメラ、フロントカメラが大幅に向上し、動画でも背景をぼかせるシネマティックモードにも対応。さらに強化された光学式手ぶれ補正にも対応。電池持ちやオーディオもさらに向上しています。
iPhone 13 miniはすでにAppleでは販売終了となっていますが、販売を継続しているキャリアもあるほか、中古スマホで購入するのもアリ。
iPhone SE (第3世代)とiPhone 13 miniの違いはこちらの記事で詳細に比較しているのでぜひ参考にしてください。
![iPhone SE (第3世代)](https://mobilelaby.net/elements/iphone/iphone-se-2022-red-500x500.jpg)
![iPhone 13 mini](https://mobilelaby.net/elements/iphone/iphone-13-mini-green-500x500.jpg)
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