全国の家電量販店の実売データを集計したBCNランキングが「スマートフォンシリーズ別 累計販売台数トップ20」を発表した。
同ランキングは初代iPhoneが発売された2007年から2019年10月末時点のもの。調査によれば2008年以降は毎年キャリア・容量・カラーを合算したシリーズ別集計でiPhoneが年間販売台数No.1を獲得しているという。
日本で一番売れたスマートフォンは「iPhone 8」に
2007年1月から集計された累計販売台数ランキングにはiPhoneがズラっと並ぶ。
1位は2017年に発売された「iPhone 8」、2位は2014年に発売された「iPhone 6」、3位は2016年に発売された「iPhone 7」がランクイン。Androidでは17位の「Xperia acro HD」が最高位で19位には「Xperia Z3」、20位には「P20 lite」が入っている。
1位の「iPhone 8」は実に5年ぶりに記録を更新。ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアに加えて、ワイモバイルやUQ mobileなどのサブブランド、MVNOも積極的に取り扱ったことや型落ちになったあとも安い価格で販売されたことが主な要因ではないだろうか。
Appleは来年春にiPhone 8の後継機である「iPhone SE2」または「iPhone 9」を発売すると報じられている。デザインや指紋認証の「Touch ID」、ホームボタンはそのままに、性能が大幅にアップした最新のチップセットを搭載して安価で発売されるようだ。
iPhone 8の記録はそうカンタンには塗り替えられないだろうが、噂されているモノがそのまま販売されれば、2020年販売ランキングの上位にランクインするはず。なお、Appleは今年11月から一部の家電量販店でSIMフリー版のiPhoneが取り扱われるなど販路を拡大させている。
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