今年秋の発売が予想されている新型iPhone(仮称: iPhone 11)には、当初USB-C端子が搭載されると噂されていたが最近ではLightning端子が継続採用されると報じられている。
しかし、開発者向けに提供されたばかりのベータ版「iOS 13」は、新型iPhoneにUSB-Cが搭載される可能性を示しているようだ。
iPhoneの復元画面にUSB-C端子が表示される
ベータ版「iOS 13」をインストールしたiPhoneの復元画面がTwitterにアップされた。iOS 12まではiTunesのアイコンとLightning端子が表示されていたが、iTunesのアイコンはノートPCのアイコンに変更された。これは次期macOSでiTunesが廃止され、Finder上でデバイスの同期やOSアップデート、バックアップなどのデバイス管理が可能になるためだろう。
#IOS13 #iOS13Beta Plus de Lightning et d'iTunes sur l'écran de restauration, de l'USB-C ? et un futur utilitaire pour iPhone sur mac ? @LeoDuffOff pic.twitter.com/iTJj4Tp18O
— Raphaël Mouton (@Raf___m) 2019年6月7日
最大の注目はLightning端子が明らかにUSB-C端子に変更されていることだ。
これだけで「iPhone 11」シリーズにUSB-C端子が搭載されるとは断言できない。というのもUSB-C端子の矢印はMacとみられるノートPCに向かっていて“USB端子をMacに挿してください”というメッセージとも捉えられる。iOS 12でもLightning端子がiTunesのアイコンに向かっていて違和感があったが、iOS 13で違和感のある画面が修正されただけかもしれない。
MSPoweruserが指摘するとおり、ただのベータ版であるため正式版では変更される可能性もある。
なお、iPhone 11シリーズには、高速充電が可能なUSB-C to LightningケーブルとApple 18W USB-C電源アダプタが同梱される可能性があると報じられている。