新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は発売日が10月以降になると噂されている新型iPhone(仮称:iPhone 12)
メジャーアップデートになる「iPhone 12」には新デザインが採用される可能性が高いようだ。iPhone 6以降はラウンドフォルムのデザインを採用していたが、今年はフラットエッジのデザインを採用するという。
今回、すべてのモデルにフラットエッジが採用されることを示す金型が流出した。
プロトタイプのCADデータと金型か
TwitterでiPhone 12の金型とCADデータを撮影した画像と写真8枚が投稿された。
iPhone 12では5.4インチ、6.1インチ、6.7インチの3種類の画面サイズをラインナップすると噂されているが、サイズの異なる3つの金型を並べた写真も投稿されている。
Proモデルの2機種にフラットエッジが採用されることは広く伝えられていたが、流出した金型には全モデルにiPhone 4やiPhone 5、iPhone SE、iPad Proと同じフラットエッジデザインが採用されている。
9to5Macによると、金型とCADデータは新型iPhoneの発売に向けてケースなどのアクセサリを準備するために使用されることが多いという。そのためサイズや各部品の配置などはある程度参考になるもののノッチの大きさなどケースに影響しないものについては参考にならないとのこと。
例えば、iPhone 12ではノッチが小型化されるとの見方が強いが、金型のノッチは現行のiPhoneと変わっていない。ProモデルのカメラにはARの機能向上とポートレート写真のクオリティアップに繋がるLiDARスキャナが搭載されると噂されているが、CADデータのカメラはiPhone 11 Proと同じものになっている。いずれもケースには影響しない要素だ。
なお、CADデータからはポートレス化を実現する謎のコネクタも確認できるが5月上旬に削除されたとの情報もある。
CADデータは数ヶ月前のプロトタイプのもので今年秋に発売される製品版とは異なる可能性もある。金型はCADデータから作られたものなのかもわからない。
The sides are squared off, just like the rumored #iPhone12 #iPhone12Pro pic.twitter.com/u2lg4pcxSV
— 🇳🇿JinStore® (@Jin_Store) June 14, 2020