iPhone 15シリーズでは、iPhone SEのホームボタンのような感圧式の音量ボタンとサイドボタン(電源ボタン)を採用すると報じられています。
凹凸と振動によってボタンを再現する感圧式は耐久性と防水性能を引き上げ、故障の原因になる埃の侵入を防ぐこともできますが、最新情報によれば、音量ボタンとサイドボタンだけでなく、サイレントスイッチも感圧式に変更されるようです。
9to5MacはAppleの認定アクセサリー制作に詳しい人物から得た情報として、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxでは音量ボタン(のアップとダウン)が1つに統合され、押す場所によって音量の大小操作が可能になると報じています。
分離されたボタンが1つに統合される上で懸念されるのはボタンを操作するまで音量の大小どちらが動作するかわからないことですが、ボタンの真ん中に切れ込みなどを入れるだけで解消されるはずです。
これまで上下にスイングして動作していたサイレントスイッチも感圧式に変更されることでプッシュ操作に変更されます。
また、これまでサイレント時はスイッチの一部がオレンジ色に切り替わることでiPhoneがサイレントになっていることを確認できましたが、感圧式になった場合はソフトウェアなど別の方法で確認することになるでしょう。6月の初旬にWWDC 2023が開催され、ベータ版のiOS 17が公開された後に何らかのヒントが得られるかもしれません。
なお、割安なiPhone 15、iPhone 15 Plusにも感圧式のサイレントスイッチが採用されるかはわかっていません。
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