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iPhone 15 Pro、発売当初は在庫不足に?史上最薄ベゼルで製造問題か

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Yusuke Sakakura公開日:2023/07/21 12:05
iPhone 14 Pro(左)、iPhone 15 Pro(右)

Appleが今年秋に発売する新型iPhone(仮称:iPhone 15)の発売日は例年より遅れる可能性があり、10月以降になると報じられています。

発売日が遅れる理由については報じられていなかったものの、最新の報道によれば史上最薄とも報じられている幅が狭くなるベゼルに問題があるようです。

これまでの噂によると、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Proでは、ディスプレイを囲う黒いフチ(ベゼル)が薄くなり、エッジ部分がカーブする新しい形状が採用されます。

特にiPhone 15 Pro Maxのベゼルは幅1.55mmで、スマートフォン史上最薄になると報じられています。

左からiPhone 15 Pro、Pro Max、15のフロントパネル
左からiPhone 15 Pro、Pro Max、15のフロントパネル
一方でベゼルの狭小化については4機種すべてに適用されるといった噂もありますが、The InformationはProモデル2機種に限定し、Appleのサプライヤーがベゼルの幅を細くするために採用している新しい製造工程がLG製のディスプレイに問題を引き起こしているとレポートしています。

問題は信頼性テストの結果に影響を与えており、現在はテストに合格できるよう設計の微調整を繰り返しているとのこと。

Appleは2021年に発売したApple Watch Series 7で、前作比で40%ベゼルを細くした時にも同様の問題が発生しており、9月14日に発表されたものの発売は秋ごろとアナウンスされ、最終的には10月15日に発売されました。

iPhone 12の発売が遅れることを一部正確に予想したアナリストはiPhone 15の発売時期が10月以降になると報じていましたが、今回のレポートでは発売日に変更はないものの、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxについては在庫不足になり、特に発売日に入手できる台数が少なくなるとレポートしています。

iPhoneのディスプレイはLGだけでなくSamsungからも供給されており、Samsungのディスプレイにおいては問題が発生していないため、現時点では発売日を延期するほど深刻ではないようです。

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