Appleが来年発売する新型iPhone(仮称:iPhone 15)では、Lightning廃止とUSB-C端子の追加を含むデザインの変更が噂されています。
そのなかで電源ボタンや音量ボタンの構造についても変更があり、現在の物理式から感圧式に変わる可能性があるとMing-Chi Kuoが報じました。
iPhone 7ではホームボタンが感圧式に
物理式から感圧式への変更は今回が初めてではなく、2016年に発売されたiPhone 7にて、ホームボタンが物理式から感圧式に変更されています。
感圧式のボタンは、Taptic Engineの振動によってボタンを押した感触を再現するもので、iPhone SE(第3世代)でもボタンに見立てた凹んだエリアを振動させることで、ホームボタンを再現しています。
現在のiPhoneには、Taptic Engineが1つのみ搭載されていますが、Ming-Chi Kuoによれば、感圧式に変更される電源ボタンと音量ボタンによって合計3つ搭載されるとのこと。
ボタンを感圧式に変更するメリットは2つ考えられます。
iPhone 7では、ホームボタンを感圧式に変更したことで、ゴミなどが滞留してボタンが反応しなくなる故障が解消。さらに、(感圧式だけが要因ではありませんが)IP67等級の防水・防塵にも対応しました。
現在のiPhoneにおいて、電源ボタンや音量ボタンがホームボタン並みに壊れやすいとの報告はなく、防水・防塵についても最高等級のIP68に対応していることから、性能面での大幅な改善は予想できないものの、デザインや見た目の変化はありそうです。
なお、感圧式の電源ボタンと音量ボタンはiPhone 15 Pro、iPhone 15 Ultraとして噂されている上位モデルに限定されるとのこと。
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