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iPhone 15 Proがチタン採用で10%軽量化の噂。206g→185g?

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Yusuke Sakakura更新日:2023/09/09 13:50

Appleが数日後に開催するスペシャルイベントでは、新型iPhoneを含む新商品が発表される見込みです。

未発表のApple製品に詳しいMark Gurmanがイベント直前のレポートを公開しています。

iPhone 15に関するレポートに新しい情報はほぼ含まれていません。それでも未発表のApple製品に関して最も信頼のおける人物が公開したレポートはこれまで噂レベルだった情報の信ぴょう性を大きく引き上げるものになります。

iPhone 15シリーズは全4機種で登場

iPhone 15シリーズは、iPhone 15, iPhone 15 Plus, iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxの4機種ラインナップで登場します。

最上位モデルはPro MaxではなくUltraになるとも報じられていましたが、Ultraではないとレポートされています。

それでもAppleの製品名に関する情報は信ぴょう性が最も怪しいもので、今年発表された空間コンピューターのApple Vision Proと同デバイスに搭載されるvisionOSといった名称いずれも正確に言い当てた人物はいませんでした。

いずれにしても名前はそれほど重要ではなく予想と違えばそれを受け入れるだけです。

指紋が目立たず10%軽量化される新しいチタニウムフレーム

手ごろなiPhone 15, iPhone 15 Plusは、これまでと同じアルミニウムのフレームとガラスを組み合わせたデザインを採用するのに対して、iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxはステンレススチールに代わって新しいチタニウム素材で登場します。

チタニウムはブラシ加工されており、ステンレススチールが採用されたiPhone X以降のモデルで存在していた指紋がつきやすい問題が解消されるほか、耐久性が向上し重さも約10%軽量化されるとのこと。

iPhone 14 Proは206gだったので10%も軽量化されれば、iPhone 15 Proは188gのiPhone 11 Proよりも軽い185.4gなります。ただし、カメラの強化やバッテリーの増量など本体が重くなる要因も考えられるため185g以上になるでしょう。

背面のガラスはフロスト加工されたすりガラスのような質感が継続します。iPhone 12以降、側面と前面をつなぐ部分はフラットでしたが、今作ではシャープさが控えめになります。

iPhone 15 Pro, Pro Maxは画面サイズがわずかに拡大

画面の大きさはiPhone 15が6.1インチ、iPhone 15 Plusが6.7インチ。Proモデルの2機種はディスプレイを囲う黒いフチが1/3まで薄くなることで画面サイズがわずかに大きくなるようです。インチ数にまでは反映されないかもしれません。

iPhone 15, iPhone 15 Plusのディスプレイには、昨年発売されたiPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Maxで初めて採用されたダイナミックアイランドが導入されます。

ダイナミックアイランドは、低電力モードの利用をいちいち促してくる邪魔な電池残量の警告画面やショートカットアプリを使ってアイコンをカスタムしたアプリを起動した時の通知を控えめにし、Uber Eatsなどのデリバリー状況をお知らせするなど、見た目の変化だけでなく機能性も向上します。

最新チップで消費電力が大幅改善

Proチップセットは最新のA17チップが搭載され、メモリ容量も現行の6GBから増えるとのこと。性能向上はもちろんですが、最大の強化は電池持ちの向上にあるようです。同チップは消費電力の改善が期待される3nmプロセス製造と噂されています。

なお、iPhone 15, iPhone 15 Plusのチップセットは昨年Proモデルに搭載されたものと同じA16チップになります。

手ごろなモデルを選ぶ場合はOSアップデートのサポート期間が短くなることが予想されます。

光学約6倍ズームの望遠レンズ

iPhone 15, iPhone 15 Plusのカメラは昨年Proモデルに搭載された48MPのカメラを搭載するビッグアップデートになります。

iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxは望遠と超広角レンズが高画素化します。

また、最上位モデルのiPhone 15 Pro Max限定で約6倍の光学ズームを可能にする望遠レンズが搭載されるとのこと。これまでの望遠レンズは3倍ズームだったので倍率は約2倍に。スマホ離れした望遠圧縮による写真が楽しめるはずです。

充電端子はLightningからUSB-Cに

紛失したアイテムを探すときに役立つ空間認識のための超広帯域チップは2019年にiPhone 11 Proに搭載されてから初めてアップデートされます。次期U2チップでは、より正確にアイテムを探すことが可能になります。

また、すべての機種で充電端子がLightningからUSB-Cに置き換わります。ただし転送速度が向上するのはiPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxだけとのこと。ワイヤレス充電についてはすべての機種で高速化します。

iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxには、2007年発売の初代iPhoneからすべてのモデルに搭載されてきたミュートスイッチがアクションボタンに置き換わります。

アクションボタンはカスタマイズが可能でマナーモードはもちろん、集中モードやフラッシュライト、カメラ起動、ボイスレコーダーの開始、Siriショートカット、虫眼鏡、アクセシビリティ設定など、さまざまな機能を割り当てることができます。

iPhone 15, iPhone 15 Plusのカラーはピンク、ブラック、ホワイト、ブルー、イエロー、ホワイトの6色。iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxのカラーはグレイ、ブラック、ダークブルー、ホワイトの4色になるとのこと。

なお、環境保護の観点でレザーケースが廃止になります。

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