iPhoneはラインナップの複雑化と単純化を繰り返しています。
iPhone 12シリーズでは、miniモデルを加えた4ラインナップ/3種類の画面サイズになり、iPhone 14シリーズではminiモデルを廃止した4ラインナップ/2種類の画面サイズになりました。
iPhone 16シリーズでは、画面サイズのバリエーションが増加し、ラインナップの複雑化が噂されています。それを裏付けるようにiPhone 16 Pro Maxのサイズ情報が流出しました。
9to5Macが独占公開した情報によると、iPhone 16ではPro MaxがUltraにリブランドされる可能性があるとのこと。これはApple Watch Ultraが昨年発売されたことを考えてもあり得ない話ではないでしょう。
現在最も巨大なiPhoneであるiPhone 14 Pro Maxは6.7インチのディスプレイを搭載していますが、iPhone 16 Ultraはさらに巨大な6.9インチのディスプレイを搭載するようです。
画面サイズが大きくなれば、ゲームや動画が見やすくなり、大容量のバッテリーを搭載することによって電池持ちが向上する可能性がありますが、持ちやすさが悪化することで、特に手が小さい日本人からはネガティブな意見が寄せられることも少なくありません。
具体的な大きさはiPhone 15 Pro Maxの159.8 x 76.7mmに対して、iPhone 16 Ultraは165.0 x 77.2mmになるとのこと。
縦が約5mmも大きくなっているのに対して、幅が0.5mmしか変化していないことを考えると、ディスプレイの縦横比が変化して縦長になる可能性があります。
なお、画面サイズが大きくなるのはiPhone 16 Ultraだけではなく、より小さなiPhone 16 Proについても6.1インチから6.3インチに大型化されるそうです。これが事実であれば、iPhone 16シリーズでは、6.1インチのiPhone 16、6.7インチのiPhone 16 Plus、6.3インチのiPhone 16 Pro、6.9インチのiPhone 16 Pro Maxの4ラインナップに変化することになります。
なお、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxのサイズ変更には、今年発売のiPhone 15 Pro Maxのみ搭載が噂されるペリスコープレンズがiPhone 16 Proにも搭載されることが理由の1つと予想されており、ペリスコープレンズを搭載するには、より大きなボディサイズが必要になるそうです。