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早ければ今月中にも発売と噂されている「iPhone SE2」。既に大量生産がスタートしていてコードネームはイギリスの高級車メーカーに由来する“Jaguar”(ジャガー)と伝えられているが、新たにプロジェクトネームは「iPhone SE(2018)」と報じられた。
iPhone SE2のプロジェクトネームが意味するもの
確度の高いリーク情報を伝えてきたEvan Blass(@evleaks)が1枚の画像をTwitterに投稿した。画像には“Project Name”に“iPhone SE(2018)”と書かれている。Evan Blassは情報の入手先や入手した情報の信ぴょう性、この画像が何を意味するのかなどなにも語っていない。
— Evan Blass (@evleaks) 2018年5月11日
「iPhone SE(2018)」が正式名称になる可能性が報じられているが、この画像からわかることはプロジェクトネームが「iPhone SE(2018)」であることだけ。一般的にプロジェクトネームが製品名としてそのまま採用されることはない。正式名称との関係が強いとは言えないだろう。
ナンバリングは既に「iPhone X」で廃止されている説
仮に「iPhone SE(2018)」となった場合は何を示すのだろうか。文字どおり2018年版のiPhone SEを意味し、噂されているようなただのアップグレードモデルになるとも取れる。深読みすればナンバリングの廃止だ。タブレットの「iPad」が既にナンバリングを廃止したようにiPhoneも廃止するとの見方はここ数年ずっと続いてる。
昨年、AppleはiPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusを発売した。iPhone Xの“X”はローマ数字で“10”を意味し、iPhoneの10周年を表現しているため1年限定で使用されるという見方もあるが、ティム・クックが「スマートフォンの未来」と言ったようにこれからの10年も表現しているのであればこれからもiPhone Xの名称が使われてもおかしくはない。しかし、iPhone 8はどうだろうか。アイフォーンテンが既に存在するのにアイフォーンナインが新機種として発売されるとは思えない。
実はナンバリングは9月に発売されたiPhone 8シリーズが最後で11月に発売された「iPhone X」では既に廃止されているのではないだろうか。つまり、iPad ProやiPad miniと同じ位置づけで「X」、「Pro」、「mini」はカテゴリを意味するということ。そうならば次期iPhone SEにもナンバリングは適用されないだろう。
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