iPhone10周年モデル「iPhone X」は、生産工程の初期段階でつまづいたことなどから発売日は10月以降になるようだ。例年に比べて発売日が遅れるだけでなく、深刻な在庫不足が年末まで続くといった噂もある。
深刻な在庫不足といえば昨年のiPhone 7シリーズが真っ先に思い出されるが、「iPhone X」はそれ以上の在庫不足となるようだ。
「iPhone X」の初回出荷分は1時間で売り切れ?
経済日報によると「iPhone X」の生産数は9月だけで500万台となるようだ。Macお宝鑑定団Blogは、iPhone 7シリーズは発売日から最初の週末までに700万台以上を販売したことからiPhone Xの初回出荷数が昨年、深刻な在庫不足に陥ったiPhone 7シリーズのジェットブラックよりも少ない可能性があると報じた。
「iPhone X」は予約開始1時間で初回出荷分が終了し、生産割合が全体の10〜20%しかないため品薄状態が長期に及ぶ可能性も報じている。
iPhone 7シリーズのジェットブラックがどういった販売・予約状況だったのか忘れている人も多いはず。Apple公式サイトで販売されるSIMフリー版の状況を振り返っておくと、iPhone 7 Plusのジェットブラックは予約開始から3分後の出荷予定日が1-2週間後を示していた。開始30分で「11月出荷」まで伸び、iPhone 7のジェットブラックも1-2週後となっていた。
もちろん“初回出荷分が予約開始後1時間で終了する可能性”というのはSIMフリーに限定したものではなく、キャリアや家電量販店が販売するSIMロック版も考慮したものになっているはず。
昨年の状況を考慮するとSIMフリー版の「iPhone X」は30分を待たずに初回出荷分が売り切れになってしまう可能性がある。どうしても発売日に手に入れたいのであれば万全を期す必要があるだろう。
なお、同ブログは、iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plusの販売価格とストレージのラインナップを以下のように予想している。iPhoneの価格はストレージごとに100ドルの差がつくことが恒例だが、iPhone 8 Plusの128GBは120ドル、512GBには200ドルの差が付いている。
「iPhone X」 | ||
---|---|---|
64GB | 256GB | 512GB |
999ドル | 1,099ドル | 1,299ドル |
「iPhone 8」 | ||
64GB | 128GB | 256GB |
649ドル | 749ドル | 849ドル |
「iPhone 8 Plus」 | ||
64GB | 128GB | 256GB |
749ドル | 869ドル | 969ドル |
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