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  • iPhone 8の噂まとめ、発売日/発表日/価格/スペックなど

    Appleが2017年9月13日のスペシャルイベントで正式発表する新型iPhone

    今年はiPhone 7シリーズのアップグレード版である「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」に加え、10周年モデル「iPhone X」が登場するようだ。性能・スペックアップはもちろん、数年使い回しされてきた古いデザインの刷新、Touch ID廃止による顔認証搭載など機能性も含めて大幅なアップデートが実施されると報じられている。

    この記事では発売日や発表日、特徴、価格、デザインなど「iPhone X」および「iPhone 8」の噂と最新情報をまとめる。

    目次

    iPhone X/8の特徴

    「今日、革命を起こす新たなデバイスを3つ発表する。1つ目は大画面でタッチスクリーンのiPod、2つ目は革命的な携帯電話、3つ目は画期的なインターネットコミュニケーションデバイス。これらは分かれていない。1つなんだ。名前をこう呼ぶ・・・iPhone」

    初代iPhoneを発表するスティーブ・ジョブズ

    10年前に発売された初代「iPhone」

    スティーブ・ジョブズによって2007年1月にMacworld Expo 2007で発表された初代「iPhone」の登場から今年で10周年となった。ちょうど10年後の2017年1月には、ジョブズに変わってAppleのCEOになったティム・クックが「iPhoneの発表から10年間でモバイルコンピューティングの標準を確立し、日常生活に欠かせない存在になったものの、ベストはまだこれから」とコメントするなど、iPhoneはこれからも魅力的なデバイスへと進化を遂げていくことになる。

    まずは2017年に発売される「iPhone X」がその第一歩となる。10周年の記念モデルとなるだけに大幅な進化を期待しているユーザーは多いはずだ。

    これまでに報じられた「iPhone X」および「iPhone 8」に関する噂は、4.7/5.5インチのディスプレイを備えた従来モデルのアップグレードモデルに、サイズそのままに大画面を実現した10周年モデルを加えた全3ラインナップになること、有機ELの採用、Touch ID(指紋認証)の廃止、顔認証・虹彩認証の採用、ホームボタンの廃止、ほぼベゼルなしのデザイン、ワイヤレス充電の対応、防水機能の強化、強化ガラスを採用したボディ、カメラレンズのレイアウト変更など、実現すれば大いに歓迎されるものから、不満が出そうなものまであるが大幅な進化は間違いなさそうだ。

    次期iPhoneに関して当初は4.7/5.5インチのモデルを「iPhone 7s」「iPhone 7s Plus」、10周年モデルを「iPhone 8」と呼称されていたが、確たる情報はなく特に10周年モデルにおいてiPhone 8/iPhone Edition/iPhone Pro/iPhone Xなど多くの候補が存在していた。

    しかし、正式リリース直前のバージョンとなるGM版「iOS 11」は、10周年記念モデルが「iPhone X」であること、他2機種が「iPhone 8」シリーズになることを示している。

    iPhone X/8の発売日

    iPhone 8の発売日

    iPhoneの発売日に関する噂には、毎年前倒しになる、もっと遅くなるといった報道があるが結果的に大きく前後したことはない。

    iPhone 7シリーズでは新色のジェットブラックやブラックが供給量不足に陥り、特にiPhone 7 Plusのジェットブラックは発売日にApple Storeやキャリアに入荷しないほど深刻な状況になったが、発売日は9月16日となった。

    10周年モデルの発売日が大幅に遅れるとの噂も報じられたが、実績あるリーカー@OnLeaksは9月発売に向けて大量生産が開始されたと伝えた。また、Appleは今年7月〜9月の売上予測を前年同期比5〜10程度と立てている。もし、10周年モデルの発売日が遅れるのであれば7〜9月の売上予測に大きな影響を与えるはずだが予測はそうなっていない。

    さらに、iPhone 8の発表が濃厚なスペシャルイベントが日本時間9月13日に開催することが決定した。これまでの法則では発表から約10日後の金曜日となっていることからiPhone 8の発売日は9月22日(金)になる可能性が高い。

    ただし、発表直前になって10周年モデルの「iPhone X」については生産工程の初期段階で1ヶ月の遅れが生じ、スチールフレームに歩留まり等の問題があることから発売日が10月下旬以降になるとも報じられている。

    歴代iPhoneの発売日

    iPhoneiPhone 3GiPhone 3GS
    iPhone
    2007年6月29日
    iPhone 3G
    2008年7月11日
    iPhone 3GS
    2009年6月19日
    iPhone 4iPhone 4siPhone 5
    iPhone 4
    2010年6月24日
    iPhone 4s
    2011年10月14日
    iPhone 5
    2012年9月21日
    iPhone 5siPhone 5ciPhone 6 series
    iPhone 5s
    2013年9月20日
    iPhone 5c
    2013年9月20日
    iPhone 6
    2014年9月19日
    iPhone 6s seriesiPhone SEiPhone 7 series
    iPhone 6s
    2015年9月25日
    iPhone SE
    2016年3月31日
    iPhone 7
    2016年9月16日

    iPhone10周年、Apple Storeに行列は?

    Apple Store表参道 オープンイベントの行列

    オンラインでの予約受付がスタートしたiPhone 6シリーズ以降、Apple Storeから大行列はなくなったが、それでもApple Storeに当日購入を狙った小さな行列はできる。

    オンラインで予約した場合は配送を待つ必要があるが、Apple Storeに並べば開店後すぐに購入できるし、いまだに行列の雰囲気を味わいたいという人もいる。

    iPhone10周年となる今年は行列に少しの影響を与えるかもしれないが、iPhone 7シリーズではすべてのiPhone 7 PlusとiPhone 7 ジェットブラックは購入できない状況になったこと、今年も人気が集中しそうな10周年モデルの存在を考えると、行列に並ぶのはリスクが高そうだ。

    iPhone X/8の発表日、予約開始日

    Special Event 2016

    Appleがスペシャルイベント『Let’s meet at our place.』を日本時間9月13日(水)午前2時から開催すると発表した。イベントの模様は全世界にライブ配信される。スペシャルイベントの会場はApple新社屋の敷地内にある1000人収容の大ホール「スティーブ・ジョブズ・シアター」。同会場でのイベント開催は初めてとなる。

    長らくAppleは秋のスペシャルイベントで次期iPhoneを発表している。「iOS 11」が秋配信と案内されていることから考えても『Let’s meet at our place.』でiPhone 8が発表されるはずだ。

    iPhoneの予約開始日には正式発表の1〜2日後の金曜日または土曜日といった法則がある。この法則に従えば予約開始日は9月15日(金)になる可能性が高い。実績あるリーカ―、Evan Blass氏もそのように伝えている。

    予約開始時間は例年夕方4時1分からとなっている。キャリアのオンラインショップや実店舗、Apple Online Storeなどで予約受付が行われると予想される。SIMフリー版のiPhone 8をApple Online Storeで予約する場合は混雑するウェブからではなくアプリがオススメ。事前にダウンロードを済ませて支払情報、送り先などを登録しておこう。

    歴代のiPhoneの発表日、予約開始日

    iPhoneiPhone 3GiPhone 3GS
    iPhone
    発表日:2007年1月9日
    iPhone 3G
    発表日:2008年6月10日
    iPhone 3GS
    発表日:2009年6月9日
    予約日:2009年6月18日
    iPhone 4iPhone 4siPhone 5
    iPhone 4
    発表日:2010年6月8日
    予約日:2010年6月15日
    iPhone 4s
    発表日:2011年10月5日
    予約日:2011年10月7日
    iPhone 5
    発表日:2012年9月13日
    予約日:2012年9月14日
    iPhone 5siPhone 5ciPhone 6 series
    iPhone 5s
    発表日:2013年9月11日
    予約なし
    iPhone 5c
    発表日:2013年9月11日
    予約なし
    iPhone 6
    発表日:2014年9月10日
    予約日:2014年9月12日
    iPhone 6s seriesiPhone SEiPhone 7 series
    iPhone 6s
    発表日:2015年9月10日
    予約日:2015年9月12日
    iPhone SE
    発表日:2016年3月22日
    予約日:2016年3月24日
    iPhone 7
    発表日:2016年9月8日
    予約日:2016年9月9日

    iPhone X/8の価格

    新型iPhoneの価格は10周年モデルの「iPhone X」が高額になるようだ。具体的な価格として有力視されているのが全容量が10万円オーバーになるとの情報。最大容量が約13万円になるといった情報もある。最近ではそこまで高額にはならないといった情報もあるが、iPhone 8に比べて高額になることは間違いない。

    販売価格が10万円以上になれば消費者の負担は非常に大きくなるが、バークレイズのアナリストは「iPhone X」の購入特典として定額制の音楽配信サービス「Apple Music」とクラウドストレージ「iCloud」の200GB利用権を1年間無料提供すると予想する。総額16,560円の特典でAppleユーザーにとっては魅力的な特典になるはずだ。

    ディスプレイ

    iPhone 7シリーズでは25%明るく、より多くの色で目で見た本来の色を再現できる広色域ディスプレイが採用されたが、正直なところ知識がなければわからない程度の小幅な進化に留まったが、10周年モデルの「iPhone X」では大幅な進化が期待できそうだ。

    好発色、バッテリー長持ちの「有機EL」

    これまでの噂では既にApple Watchで採用されている有機ELが「iPhone X」に搭載されると報じられている。有機ELの特徴は鮮やかな色を映し出せることと、低消費電力に優れることにある。有機ELはサムスンやGoogleなどが数年前に採用済み。真新しいものではないが、有機EL特有の発色の良さに驚くiPhoneユーザーも少なくないはず。特にバッテリーの持ち時間が長くなれば多くの人にとって嬉しい進化となるため期待したい。

    好発色、バッテリー長持ちの「有機EL」

    有機ELを採用する「Galaxy S8」

    画面サイズは5.8インチに大型化?

    長らく変化のなかったディスプレイのサイズにも3年ぶりに変化がありそうだ。「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」に変化はないようだが、「iPhone X」は5.8インチの有機ELを搭載する。

    ディスプレイは上下に分割されて上部の5.15インチ(2,436×1,125ピクセル)にコンテンツを表示し、残りの0.65インチが「ファンクションエリア」となるようだ。

    ファンクションエリアをジェスチャー操作することでホームボタンと同じ機能を実現する。ホーム画面に戻ったり、アプリを切り替える「Appスイッチャー」を表示する機能を持ち合わせるようだ。

    iPhone 8 ファンクションエリア

    Image by 9to5Mac

    「iPhone X」の解像度は2,436×1,125ピクセルとなる。これは画面サイズがGalaxy S8のように縦に長くなることを示している。画面が縦長になることでホーム画面に並べられるアプリのアイコンが1行多くなるようだ。

    無駄なフチを削ぎ落とした「ベゼルレス」に

    サムスンのGalaxy S8のインフィニティディスプレイをはじめとしてスマートフォンのディスプレイにもデザインの変化が起きている。その変化がiPhoneにも及びそうだ。

    iPhone XのモックアップやGM版「iOS 11」に収録されたイメージからはディスプレイ周りのフチを無駄なく削ぎ落とした「ベゼルレス」仕様が確認できる。FaceTimeカメラやスピーカー、光センサーなど廃止が難しいベゼルのみを残す形になる。

    iPhone 8/Editionのデザインはこんな感じ?

    Photo by Redmond Pie

    ベゼルレスディスプレイによってステータスバーは分割式の新デザインになる。左には時間、GPS、ユニバーサルリンク(ユニバーサルリンクとは?)が、右には受信感度を示すアンテナ、Wi-Fi、機内モード、バッテリー残量などが表示される。バッテリー残量は充電器に接続した時に小さなアニメーションによって表示されるようだ。

    iPhone 8のベゼルトップ iPhone 8のベゼルトップ
    GM版「iOS 11」から判明した新しいステータスバー

    画面をタップしてスリープ解除「Tap to wake」

    HomePodのファームウェア内から新機能「Tap to wake」に関する記述も発見された。

    「Tap to wake」を利用することでiPhoneの画面を2回タップするだけでスリープを解除してディスプレイをオンにできると見られている。Androidでは多くの機種が採用している機能だ。顔認証「Face ID」と合わせて利用することでスムーズな画面ロックの解除やApple Payを使って支払いができるかもしれない。

    カメラ

    iPhone 7のカメラ

    iPhone 7シリーズではカメラが大幅に進化した。光学式手ブレ補正、より明るい写真と動画が記録できるようになった。特にデュアルカメラを搭載したiPhone 7 Plusでは、ズームしても劣化しない光学式の2倍ズーム、デジタル一眼レフのように背景をぼかした写真が記録できるポートレートモードなどスマホカメラの弱点を克服した両機能は高く評価されている。

    3D写真をサポートする「デュアルカメラ」

    iPhone Xに搭載されるデュアルカメラはレンズの並びが横並びから縦並びに変更され、両方のレンズが光学式手ブレ補正に対応するほか360度撮影が可能な3D写真をサポートするとみられている。

    iPhone 7のカメラ

    Photo by Benjamin Geskin

    デュアルカメラを4.7インチのiPhoneに搭載して欲しいという声も少なくないが、実績あるKGI証券のアナリストは「iPhone 8 Plus」と「iPhone X」に搭載されると報告している。

    また、iOS 11では新たにAR機能がサポートされる。デュアルカメラにレーザーセンサーを使って深度を計測することでARの認識精度に加えてオートフォーカスの精度も向上させると噂されている。Androidでは赤外線を使って暗所でもオートフォーカスの精度、スピードを向上させているスマートフォンがいくつもあるが、iPhoneにも採用されるかもしれない。

    革命的な進化を遂げる「FaceTimeカメラ」

    自撮りで使うFaceTimeカメラは革命的な進化を遂げるようだ。

    iPhone 7のカメラ

    「iPhone X」に搭載されるFaceTimeカメラは新しいセンサーとの組み合わせで3D顔認識が可能になる。3D顔認識を使ってユーザー本人の顔を読取り・登録・照合して「顔認証」を実現する。顔認証はパスコードや指紋認証の代わりになって顔の表情だけでなく、顔の凹凸まで認識することで高い精度を誇るようだ。

    高精度な3D顔認識システムを搭載することで「iPhone X」はユーザーの顔を正確に認識できるようになる。実現するのは顔認証システム「Face ID」だ。

    プロセッサ

    iPhone 7シリーズにはスマートフォンの中で最もパワフルなチップとして「A10 Fusion」が搭載された。iPhone 6シリーズに比べて約2倍の処理性能と約3倍の描画性能を実現、省電力化によってiPhone 6sシリーズに比べて最長2時間も電池持ちが向上した。

    電池持ちがさらに向上か

    iPhone 7のプロセッサ

    iPhone 8の搭載が噂される「A11」チップはプロセスルールが16nmから10nmに変更され、処理性能と低消費電力がさらに向上するものと見られている。

    なお、iPhone 6sシリーズに搭載された「A9」チップはサムスンとTSMCが製造を手がけたことから同じiPhoneでも性能が異なってしまう問題が発生した。これを受けてA10では再びTSMCの独占供給に戻っている。今のところ、A11もTSMCが独占供給すると報じられている。

    ストレージ容量とメモリ

    iPhone 7のストレージ容量とメモリ

    iPhone 7でストレージ容量は16GBと64GBが廃止、32GBと256GBが追加されて32GB/128GB/256GBといったラインナップになったが、iPhone X/8では容量が全て倍化した64GB/256GB/512GBとなるようだ。

    メモリは従来どおり「iPhone 8」が2GB、「iPhone 8 Plus」と「iPhone X」は3GBになる。

    iOS 11では、拡張現実「AR」が新機能として追加されるが、多くのメモリを必要とすることが考えられる。ARはゲームアプリをはじめとして多くの分野で利用できるようなので思う存分楽しみたいのであれば、「iPhone 8 Plus」または「iPhone X」を選びたいところ。

    バッテリー

    電池持ちが50%も向上か

    iPhone 8のバッテリー容量に関する詳細な報道はまだないが、KGI証券のアナリストは10周年モデルの基盤は10層から20層に多層化され、バッテリースペースを広く確保することで2,700mAhの大容量バッテリーが搭載されると報じた。

    iPhone 7の電池持ちが50%も向上か

    10周年モデルにはL型の大容量バッテリーが搭載される?

    iPhone 7のバッテリー容量が1,960mAh、iPhone 7 Plusが2,900mAhと考えると大幅な容量アップになるようだ。なお、バッテリー容量アップと低消費電力に優れた有機ELによって10周年モデルの電池持ちは50%も向上すると予測されている。

    iPhone 7シリーズでようやく日本に上陸したApple Payだが、iPhoneのバッテリーが切れると利用できなくなる。電池持ちが向上すればこういった問題も改善されるだろう。

    Lightningが急速充電に対応

    3,000mAh近いバッテリー容量を備えるiPhone 8の10周年モデルでは充電時間も長くなることが予想できる。現在でも「iPhone 7 Plus」の充電時間は非常に長く、Quick Charge 3.0やUSB-Cによる急速充電が利用できるAndroidとの充電時間の差は大きい。特に純正充電器を使用した充電時間には耐え難いものがある。

    ウォール・ストリート・ジャーナルはiPhone 8でLightningが廃止、USB-Cを採用と報じたが、実績あるKGI証券のアナリストはMFi認証による収益とUSB-Cのサイズが大きいことから採用を否定した。さらに、すべてのiPhone 8においてUSB Power Deliveryに対応したLightningを搭載することで急速充電に対応し、充電時間を短縮させると報告している。

    ワイヤレス充電対応も「革新的」なものにならない

    長らく噂されながら採用されていないワイヤレス充電についに今年対応するかもしれない。

    ワイヤレス充電対応も「革新的」なものにならない

    過去、Androidにワイヤレス充電が搭載され初めたころにAppleのフィル・シラーは「ワイヤレスといえど、充電器は電源と繋がっていなければならず、利便性が上がるとは思えない」と否定的な発言したが、知ってのとおりApple Watchに採用された。さらに、Appleは今年2月にワイヤレス充電の推進団体に加盟する動きもあったことからiPhone 8がワイヤレス充電に対応しても不思議ではない。

    なお、ベータ版が配布されている「iOS 11」にはワイヤレス充電時の効果音とみられる音声ファイル「engage_power.caf」が追加されていることも確認されている。

    iPhone 8が対応するワイヤレス充電だが、当初はAppleが数年前に特許を出願した広範囲で利用できる革新的なワイヤレス充電に対応するものと見られていた。しかし、iPhone 8での対応は間に合わず、Apple Watchと同じ狭い範囲のワイヤレス充電に対応するという見方が大半。なお、ワイヤレス充電は10周年モデルだけではなく、すべてのモデルに対応するとの報道もある。

    ワイヤレス充電にはWPCが策定した「Qi」が採用されるとの報道もあるが、発売済みのQi製品が利用できるかはわからない。Apple WatchにもQiのワイヤレス充電が採用されているが、非純正製品が使えないようAppleが制限をかけている。

    なお、これまで何度も正確なリーク情報を伝えてきたJohn Gruber氏は、ワイヤレス充電器は別途販売され、iOS 11.1が配信されるまで利用できないだろうとコメントするなど、発売直後には利用できない可能性もある。


    ホームボタン、Touch ID(指紋認証)、Face ID(顔認証)

    ホームボタン、Touch ID(指紋認証)

    2013年に発売されたiPhone 5sで初めて搭載された指紋認証センサー「Touch ID」。認証スピードが高速化された第2世代がリリースされ、iPhone 7ではホームボタンがボタン式から感圧式に変更されたが、「iPhone 8」ではベゼルレス、フルディスプレイ実現のために様々な噂が報じられている。

    Touch IDを背面に配置変更か

    当初から報じられていたのはTouch IDが背面に配置変更されるという噂。Androidスマートフォンではよく見られる背面に指紋認証センサーを配置することで人差し指による指紋認証が可能になる。ベゼルレスやフルディスプレイを実現するためには最もカンタンな方法だが、机に起きながらiPhoneを操作する場合はパスコードで画面ロックを解除したり、決済認証のたびにiPhoneを持ち上げることになる。また、背面の見栄えも非常に悪くなってしまう。

    Touch IDを背面に配置変更か

    Photo by Benjamin Geskin

    顔認証に対応、Touch IDは廃止か

    iPhone Xでは、指紋認証が廃止されて顔認証「Face ID」に対応する可能性が濃厚になった。3DセンサーとFaceTimeカメラを組み合わせた3D顔認識によって顔の特徴をあらゆる角度から認識して高速で認証を行う。

    顔認証は持ち主の写真で突破されてしまうケースも確認されるなど誤認識率が高い。実際にGalaxy S8やGalaxy Note 8ではそういった問題が確認されている。また、画面ロックの解除やApple Payの決済時にFaceTimeカメラを覗き込む動作は非常に面倒だ。

    セキュリティや利便性の問題はあるが「iPhone X」は3D顔認識によって誤認識と利便性の問題をクリアするものとみられている。これまでの報道によれば机に置いたままの状態でも認証可能。Apple Payの支払いやサードパーティアプリにも解放されるようだ。

    画面内蔵式のTouch IDの可能性も

    最も望まれているのがディスプレイにTouch IDを埋め込んだ画面内蔵式の指紋認証だろう。認証エリアが大きくなり、超音波で読み取るため指が濡れた状態でも認証できるなどこれまでよりも使いやすくなる。また、半導体メーカーのクアルコムは展示会で画面内蔵式の指紋認証をお披露目済み、2018年前半にも対応デバイスが登場すると案内するなど実現性は確保されている。Appleも特許を取得しているが、秋の発売、それよりも前の量産段階に間に合わず、2018年に搭載されるのではないかという報道もある。

    画面内蔵式の指紋認証センサー

    電源キーにTouch IDを内蔵か

    Appleの特許情報から電源キーにTouch IDを内蔵する可能性も噂されている。AndroidではソニーのXperiaなどが採用しているが、シャープは“よりスムーズに認証させるため”という理由でスグにホームボタンとの併用型に変更した。実際、側面に配置された指紋認証は握り直す必要があるため使い勝手が悪く、左手で操作する場合は反対側に配置されている電源キーまで指を伸ばす必要があるためセンサーを正確に抑えられずなかなかロックを解除できないためストレスを感じることも多い。

    また、Appleが新しい特許を取得すると、次期iPhoneに採用されるとの報道は多いが数年先になり、実現しないことも多い。

    ホームボタンは廃止

    指紋認証は顔認証に置き換えられる可能性が非常に高い。また、初代iPhoneから10年続いたホームボタンは廃止になるようだ。

    HomePodのファームウェアからホームボタンをバーチャル式で表示して機能する「Home Indicator」の存在が確認された。さらに、Bloombergはホームボタンが廃止され、画面上に細く表示されるバーをジェスチャー操作することによってアプリの切り替えやホーム画面に戻るといった操作が可能になると伝えた。

    現在はホームボタンの長押しで起動する音声アシスタント「Siri」は電源ボタンの長押しに変更される可能性がある。既に電源ボタンの長押しはiPhoneの再起動などに割り当てがあるがボタンを押す時間によってどちらの機能にアクセスするか分けられるのかもしれない。

    このことから10周年モデルではホームボタンが廃止される可能性が高い。

    新しいステータスバー 新しいステータスバー
    ホームボタンの代わりとなる「Home Indicator」

    Dock

    Dock

    iPhoneのホームボタンにはよく使うアプリなどお気に入りを4つまで登録できる「Dock」が画面下部に表示されている。最も使う機能の一つだがデザインが刷新されるようだ。

    現在のDockはすりガラスのようなぼかし効果の入った背景が横幅いっぱいに表示されているが少し短くなってホーム画面からDockが少し浮くようだ。どういった機能になるか具体的な報道はないものの、iOS 11のiPadではアプリの起動中などホーム画面以外でもDockにアクセスできるようになる。

    デザインの変更によってDockがホーム画面から分離させた印象になるということはiPhoneでもホーム画面以外からDockにアクセスできるということではないだろうか。ただし、iPadの場合は写真や動画、ファイルなどのドラッグ&ドロップ操作に対応するためにどこからでもDockにアクセスできる機能は必要だがiPhoneにはその必要がない。

    新しい「Dock」の動作イメージ

    サイズ・デザイン

    iPhone 7

    iPhone 7はイヤホン端子を廃止することでボディサイズを維持しながら耐水に対応した。デザインにおいては、Dラインと呼ばれて酷評されてきたアンテナはiPhone 7で目立たないように変更されたものの、iPhone 6シリーズから長く続くデザインが変更されることはなかった。

    iPhoneの販売台数が減少傾向にある原因としても挙げられるデザインの使い回しだが、iPhone 8では2.5Dガラスや丸みのあるデザインは残しつつ、ホームボタンの廃止、ベゼルレス、フルディスプレイ化、デュアルカメラのレイアウト変更などデザインが大きく変化しそうだ。

    シリーズ史上最高評価のガラスボディに

    iPhone 4

    ボディの素材もフルアルミボディからガラスに変更される。「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」はアルミフレームを採用するが、「iPhone X」はシリーズ史上最も高い評価を得たiPhone 4と同じくステンレススチールのフレームをガラスパネルでサンドイッチすると伝えられている。

    カラーは4色展開、鏡のようなミラーデザインも?

    ボディカラーは現在ジェットブラック/ブラック/レッド/ゴールド/ローズゴールド/シルバーの全6色がラインナップされているが、iPhone X/8では減少すると見られている。「iPhone X」では鏡面仕上げのカラーを含めた4色展開になると報じられたが最近ではそのような噂も聞かなくなった。

    ミラーカラーはこんな感じ?

    Photo by Benjamin Geskin

    新色は「カッパーゴールド」または「ブラッシュゴールド」

    iPhone 8/iPhone Edition、新色は「ブラッシュゴールド」?

    Photo by Benjamin Geskin

    iPhone Xのカラーラインナップはブラック、ホワイト、ブラッシュゴールドとなるようだ。ブラッシュゴールドはブロンズ系のカラーとなる。

    なお、フロントパネルはすべてブラックで統一されるようだ。おそらく、ディスプレイ消灯時に凹型のいびつなデザインが目立ってしまうことをAppleが嫌ったのだろう。

    iPhone X、カラーはホワイト、ブラック、ゴールドの3色。前面は全てブラックに?

    Photo by RedmondPie

    「iPhone X」の最終デザイン

    米メディアBGRが独占入手した最終デザインとされる10周年モデルのモックアップ写真によれば、研磨加工されたステンレススチールフレームを湾曲した2.5Dガラスで挟み込んだデザインになるようだ。カメラは突起型のデュアルカメラでレンズが縦に並んでいる。机に置いた時のバランスが悪く、使い勝手は悪そうだ。

    iPhone 8 10周年モデルの最終デザイン iPhone 8 10周年モデルの最終デザイン

    Photo by BGR

    サイズは少し大きくなる?

    iPhone 8のボディサイズに関して多くの情報が報じられているが、数値にバラツキがあって定まった情報はない。直近でリークされた図面によれば「iPhone X」のサイズは143.4×70.77×7.51mm。「iPhone 8 Plus」は若干大きくなり158.38×78.1mm(厚さは不明)となる。

    なお、「iPhone X」は、「iPhone 8」と同じサイズになるとも伝えられていたが、ここ最近の情報では「iPhone X」が少し大きくなるとされている。参考までにiPhone 7のサイズは138.3×67.1×7.1mm、iPhone 7 Plusのサイズは158.2×77.9×7.3mm

    iPhone 8 10周年モデルのサイズ iPhone 8 5.5インチのサイズ

    iPhone 8の図面(左が10周年モデル、右が5.5インチ) / Photo by Benjamin Geskin

    まとめ:iPhone XとiPhone 7の比較

    iPhone XiPhone 7 Plus
    デザイン iPhone 8iPhone 7 Plus
    Photo by Benjamin Geskin
    容量64GB/256GB/512GB32GB/128GB/256GB
    価格999ドル/1099ドル/1199ドル769ドル/869ドル/969ドル
    ディスプレイ5.8インチ
    0.6インチのファンクションエリア
    有機EL ディスプレイ
    ベゼルレス
    2,436×1,125ピクセル
    5.5インチ
    Retina HD ディスプレイ
    サイズ143.4×70.77×7.51mm158.2×77.9×7.3mm
    重さ?188g
    プロセッサA11A10 Fusion
    Touch ID廃止感圧式
    iSightカメラ12MP広角カメラ(f/1.8)
    12MP望遠カメラ(f/2.8)
    両レンズ光学式手ブレ補正
    2倍光学ズーム
    最大10倍のデジタルズーム
    レーザーAF
    AR
    12MP広角カメラ(f/1.8)
    12MP望遠カメラ(f/2.8)
    広角のみ光学式手ブレ補正
    2倍光学ズーム
    最大10倍のデジタルズーム
    FaceTimeカメラ?5MPカメラ
    バッテリー容量2,700mAh2,900mAh
    急速充電×
    ワイヤレス充電×
    顔認識×
    カラーブラック/ホワイト/カッパーゴールドレッド/ジェットブラック/ブラック/ゴールド/ローズゴールド/シルバー

    アップデート情報

    日付内容情報元
    8月1日ベゼルレス、顔認証「Face ID」の存在が明らかになるHomePodのファームウェア
    8月1日ディスプレイ解像度が2,436×1,125ピクセルであることが明らかになるHomePodのファームウェア
    8月1日Touch IDのディズプレイ内蔵には非対応?HomePodのファームウェア
    8月1日画面をタップしてスリープを解除できる「Tap to Wake」HomePodのファームウェア
    8月1日ステータスバーは左右分割にHomePodのファームウェア
    8月1日FaceTimeカメラが深度測定に対応HomePodのファームウェア
    8月1日キーボードに新しいインターフェース「Dock」が追加されるHomePodのファームウェア
    8月1日バーチャル式のホームボタンの存在が明らかになるHomePodのファームウェア
    8月3日顔認証「Face ID」はApple Payでも利用可能にHomePodのファームウェア
    8月4日iPhone 8の大量生産がスタート。発売日は9月にリーカー
    8月6日顔認証「Face ID」は机に置いたままでも利用可HomePodのファームウェア
    8月7日新色「カッパーゴールド」がリークリーク
    8月13日新色はピンク系の「ブラッシュゴールド」?Foxconn内部
    8月23日iPhone 8の容量は64GB/256GB/512GBにリーク
    8月27日iPhone 8の販売価格は10万円以上に?リーク
    8月30日ホームボタンは廃止。大体となるのは細いバーとジェスチャー操作?リーク
    8月31日Siriへのアクセスは電源ボタンの長押しに?iOS 11ベータ版
    9月2日10周年モデルの名前は「iPhone Edition」リーク
    9月2日10周年モデルの名前に「iPhone X」の可能性が浮上リーク
    9月3日発売日は9月22日、予約開始は9月15日からリーク
    9月5日10周年モデルの価格は10万〜13万円にリーク
    9月6日新色はブロンズ系の「ブラッシュゴールド」?リーク
    9月6日10周年モデルの価格は10万以下から?アナリスト予測
    9月7日10周年モデルの名前は「iPhone X」に?広告が示唆リーク
    9月8日「iPhone X」の発売日は10月。深刻な在庫不足もリーク
    9月9日「iPhone X」の発売日は10月下旬以降にアナリスト予測
    9月9日「iPhone X」の購入特典にApple MusicとiCloudの無料利用権を付与?アナリスト予測
    9月9日GM版「iOS 11」からiPhone Xの新情報が続々と明らかになるiOS 11 GM
    9月10日10周年モデルの名前は「iPhone X」で確定iOS 11 GM
    9月10日「iPhone X」のカラーはブラック、ホワイト、ゴールドの3色にアナリスト予測
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    Yusuke Sakakura スマートフォンやガジェットが大好きです。座右の銘は"新しいガジェットが増えたことを誇るよりも、使わないガジェットが増えたことを恥じろ"。ガジェットの購入は計画的に。

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