JR東日本「JRE ID」を25年2月に提供。ひとつのIDでモバイルSuica、えきねっとなど利用可能に
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2024/12/17 17:30

JR東日本が統合IDサービス「JRE ID」の提供を開始します。
これまでモバイルSuicaや、えきねっとなど、JR東日本グループが提供するオンラインサービスを利用する場合、サービスごとにIDとパスワードの登録が必要でしたが、将来的にはJRE ID1つで利用できます。
2027年度までにJRE IDに統合
JRE IDで利用できるサービスは「モバイルSuicaなど」と案内されており、順次拡大予定です。
さらに、2027年度までにモバイルSuicaやえきねっとなどの各種IDをJRE IDに統合する予定です。
新規登録時はJRE IDが必要に
2025年2月の提供開始後は、対象サービスの新規登録時にJRE IDの利用が必須に。すでに対象サービスを既存のIDで利用している場合は、ログイン後にJRE IDへの切り替えが案内されます。
2028年度に提供予定のSuicaアプリ(仮)でも必要
JR東日本は2027年までにJRE IDに統合するとともに、駅ビルで一定額の買い物をすると、帰りの運賃が割引されるなどの特典が提供される新しい鉄道チケットシステムを開始します。
さらに、2028年度に提供予定のSuicaアプリでは、JRE IDを活用した列車の予約や定期券、モバイルオーダー、決済などの機能を利用できる予定です。

2027年までにID統合。2028年度にSuicaアプリをリリース予定
コメントを残す