JR東日本がSuica定期券を利用しているユーザーに向けて快適な時差通勤を応援するポイントサービスを2021年春から1年間の期間限定で開始すると発表した。
また、チャージ残高でSuicaを利用しているユーザー向けにもおトクにポイントがたまる新サービスも2021年3月からスタートする。
貯まったポイントは電子マネーや新幹線の座席アップグレードに使える
JR東日本が始めるポイントサービスは2つ。
1つ目は「快適な時差通勤を応援するポイントサービス」で、JR東日本の在来線首都圏エリアにて対象の時間帯に入場するとJRE POINTが還元されるというもの。
ポイント還元対象となる時間帯は各駅の朝ピーク時間帯前後の「早起き時間帯」(1日15ポイント還元)または「ゆったり時間帯」(1日20ポイント還元)に設定される。
対象エリアや各駅のポイント還元対象となる時間帯、開始時期は詳細が決まり次第発表されるとのこと。
2つ目は「回数券のように繰り返しご利用いただくお客さま向けのポイントサービス」
Suicaにチャージした残高で在来線の同一運賃区間(≠同一区間)の利用回数が月10回以上になると運賃1回相当分のJRE POINTが還元され、さらに月11回以上の利用で1回ごとに運賃の10%相当のJRE POINTが還元される。
例えば220円の区間を月10回利用すると220ポイントが還元され、11回目以降は毎回22ポイントが還元される。
なお、還元を受けるには利用するSuica定期券またはSuicaをJRE POINTへの登録が必要。貯まったポイントはSuicaにチャージして電子マネーとして利用できる。2021年夏ごろには新幹線の座席をアップグレードしたり、新幹線・在来線特急のチケットレス商品への交換が可能になる。
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