速報:PayPay、三井住友カード発行クレカなら手数料なし継続。他社クレカは利用料負担?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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PayPayと三井住友カードの業務提携が発表されました。
これにより、クレジットカードをPayPayに登録して「PayPayクレジット」を利用する場合、三井住友カード発行なら使用料なしで利用を継続できます。
PayPayクレジットは、残高にチャージすることなく、登録したクレジットカードを使って支払いできる方法。優遇されるクレジットカードは、ANAカードやAmazon Mastercardといった提携カードも順次対象になります。
PayPayアプリでのクレジットカード紐付け決済において、三井住友カード発行のクレジットカードは利用料なしでの利用を継続。
PayPayクレジットは、PayPayカード専用機能になる予定でしたが、残して欲しいとの声が殺到したことで時期を延期。昨年末に撤回されていました。
現在は2025年夏以降に新たな利用方式での提供を予定しており、それまではこれまでどおり利用することができます。
検討中となっている新たな利用方式は、改めて他社クレジットカードの登録手続きが必要になるほか、クレジットカードの国際ブランド(Visa・Mastercard)との「協議次第で利用料を負担いただく可能性がある」と案内されています。
一方で、ユーザーの利用状況によって、負担が生じない方法を検討をするなどの対策と協議を進めるとし、2025年春頃に詳細が発表される予定です。
既存方式の継続提供は独占ではない
利用料がいるのか、いらないのか、何も決まらないなかで、三井住友カードでPayPayクレジットを利用する場合は、これまでどおり使用料なしで利用を継続できることが発表されました。
発表会見で三井住友カードの大西社長は、三井住友カードの優遇について「PayPayカード以外では三井住友カードだけがPayPayで優遇され、手数料なしでPayPayに紐づける形で使える」とし、発表のスライドにも“PayPayカード以外で唯一”とアピールしています。
「PayPayカード以外では三井住友カード(提携カードも)だけがPayPayで優遇されて手数料なしでPayPayに紐づける形で使える」
他社カードはやはり手数料ありみたい https://t.co/UsvHzly5Vj pic.twitter.com/rLdCfEU00F
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) May 15, 2025
となれば、PayPayカードおよび三井住友カード以外のクレジットカードをPayPayで利用する場合は、使用料がかかるってこと?
と疑問に思うわけですが、その点をPayPay広報に確認したところ、夏以降に提供される新しい方式については使用料を取るかまだ決まっていないとのことでした。
また、三井住友カードの優遇についても、今後の協議次第では他社も同様に提供する可能性があるとのこと。会見の質疑応答でもPayPayの中山社長は既存方式での提供に独占性がないことを明かしています。
つまり、三井住友カード以外でも既存の方式で利用できるほか、新しい方式で使用料がかからない可能性もあるようです。
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