PayPayは他社のクレジットカードを利用した支払い方法を廃止すると案内していましたが、今日になって撤回しました。
PayPayでは、PayPay残高・PayPayクレジット・クレジットカード・PayPay商品券といった4つの支払い方法が用意されています。
2023年8月1日以降に他社クレジットカードの支払いを廃止すると発表しましたが、批判が殺到したこともあって2025年1月に廃止時期を見直していました。
他社クレカ使われるとPayPayが赤字に
PayPayは12月5日、「他社クレジットカードを引き続きご利用いただくための新たな利用方式を検討」していると発表。2025年夏以降に新たな利用方式を提供する予定と案内しています。
ただし、新たな方式では、VisaやMasterCardとの協議次第で利用料を利用者が負担する可能性があるとしています。
というのもPayPayのサービス開始以来、他社クレジットカードによる決済サービスにおいて、各国際ブランド等が定めている手数料が、決済システム利用料を上回っている状態が継続しているとのこと。
つまり、他社クレジットカードを利用した支払い方法を提供することでPayPayは赤字が出てしまうわけです。
利用状況によって負担が生じない方法を検討するなど、対策と協議を進めており、詳細は2025年春ごろに伝える予定としています。
なお、新たな方式が提供されるまでは、他社クレジットカードを利用した支払いも可能です。
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