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KDDI、台紙が半分サイズのSIMカードを導入。プラスチックとCO2排出量を削減

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2024/06/03 18:40
KDDI、台紙が半分サイズのSIMカードを導入。プラスチックとCO2排出量を削減

KDDIが台紙を半分のサイズにしたSIMカードの導入を発表しました。

これまでのSIMカードの台紙はクレジットカードと同じ国際規格のISO/IEC 7810のID-1に準じたサイズで、利用する端末に合わせて手で切り取って使用していますが、ミニ→マイクロ→ナノと小型化が進むにあたって無駄なスペースが増えていました。

携帯業界最少のプラスチック使用量に

SIMカードの台紙を半分サイズにする取り組みはCO2排出量の削減を目指したもので、プラスチックの使用量も55%削減され、製造過程で排出されるCO2の量も約30%削減されるとしています。

また、一度に輸送できる枚数を増やすことで輸出時におけるCO2の排出量も削減できるとのこと。

SIMカードの台紙を小型化する取り組みは欧州で先行していますが、日本では携帯業界最小のプラスチック使用量になります。おそらく、ドコモやソフトバンク、楽天モバイルもKDDIに続くと思われます。

KDDI広報部に確認したところ、台紙サイズが半分になったSIMカードは本日からKDDI直営店で導入開始。現時点で導入されているブランドはauのみ、UQ mobileやpovo2.0、BIGLOBEモバイルなどの他ブランド展開について未定とのこと。

また、台紙サイズが半分になるのは一般消費者向けかつnanoSIMのSIMカードのみとなっています。

コメント
  • Anonymous
    11か月前
    SIMカードってあんなに小さいのに台紙が大き過ぎて無駄だなといつも思っていた。そもそもminiでもあのサイズの台紙は必要ないだろ…なんで当初から小さ目の台紙にしなかったのか疑問。 台紙の縮小化は一番最初に切り込める事案だったろ…
    • Yusuke Sakakura
      11か月前
      海外では2G対応の初期段階の携帯電話においてはフルサイズのSIMカードが使用されていました。 一方、日本の2G時代は端末に直接情報を書き込みをしていて、SIMカードが導入されたのは3G以降です。 ドコモのFOMAやauのWINといった一般消費者向けの3Gデバイスは、すでに小型化されたミニサイズのSIMを導入したので、その時に台紙を半分にしても良かったのかもしれませんが、国際規格に合わせたのかもしれません。今ほど環境保護を重要視していない時代です。 また、もしかすると消費者向けじゃないデバイスでは、フルサイズのSIMカードが使用されていたのかもしれませんが、当方の知識不足ではっきりとしたことはわかりません。
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