5月14日、KDDIとUQコミュニケーションズが、格安スマホ/SIMサービスを提供し200万契約を有するUQ mobileを会社分割によってKDDIが承継すると発表した。
分割契約締結日は2020年7月1日、分割日を2020年10月1日予定としている。
統合後も2ブランド体制は継続
KDDIは決算説明会にて事業統合の目的・メリットをグループ経営資源の集約による競争力の強化と説明。
具体的には、auとUQ mobileの全国営業拠点を再編・統合による地域に根付いた営業体制の構築、料金や商品などサービスの提供構造の強化、より柔軟かつわかりやすいサービスの提供を通じたユーザー還元の創出、重複する業務や店舗経営の効率化、5G本格化に向けた経営資源の効率化などが挙げられている。
UQ mobileにおいてはライフデザインサービス群(コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育)とのシナジーを創出して新たな顧客体験価値を提供するとのこと。
なお、事業統合後もKDDIの通信サービスは「au」と「UQ mobile」の2ブランドで引き続き提供されるため、ソフトバンクとワイモバイルと同じ体制になる。UQコミュニケーションズのWiMAX事業についてはこれまでと変わらず運営され、WiMAX/UQ mobileサービスをまとめるとお得な「ウルトラギガMAX」についても引き続き提供される。
コメントを残す