2月20日、LINEモバイル記者発表会が開催され、2019年の春商戦に向けた事業戦略が発表された。
最も大きなトピックはau回線のスタートで、2019年上半期にサービス開始となる。
LINEモバイル、主要3回線を扱うマルチキャリアに
LINEモバイルは、さらなるサービス成長を目指して“「誰でも」始めやすく、「誰でも」おトクなサービスの実現”に向けて、3つの「誰でも」宣言を発表した。
「誰でも」宣言の1つ目として発表されたのがマルチキャリアの強化だ。2019年上半期中にau回線を利用したサービスの提供を開始する。
主要3キャリアの回線を提供できるようになることで、ユーザーはこれまで利用していたスマートフォンのSIMロック解除をすることなく、そのままLINEモバイルで利用できるようになる。SIMロックの存在を知らないユーザーやSIMロックの解除がオンラインで出来ないユーザーも少なくないが、au回線をスタートさせ、フルなマルチキャリアになることで、LINEモバイルへのりかえがスムーズになることは大きなメリットになりそうだ。
なお、au回線の料金は、既に提供しているドコモ回線とソフトバンク回線と同じ料金になるとのこと。それ以上の詳細は発表されておらず、2019年4月に発表される。
即日開通の店舗は5ヶ月で1.8倍以上に
2つ目の「誰でも」宣言は、全国のユーザーが「誰でも」自身の状況にあった方法で申し込みできる環境の実現だ。
LINEモバイルでは、サービス開始当初から注力しているLINEのトークを使った問い合わせとコールセンターへの問い合わせが利用できる。コールセンターへの問い合わせ件数は申し込み月が最も多く、新規契約者の8人に1人はコールセンターへ問い合わせるそうだ。
問い合わせ内容は料金プランやのりかえ方法などの契約関連、APN設定やSIM挿入などの設定関連が多く、一部の契約者においては対面で契約できることが望ましいとのこと。こういった状況を受けてLINEモバイルは店舗の拡充を進めており、2019年2月時点でMVNO最大級となる全国600か所以上で即日開通が可能であることを明らかにした。
抽選で1年間無料のキャンペーン
3つ目の「誰でも」宣言は、学割や家族割、年齢制限などの複雑な条件をなくした「誰でも」参加可能な2種類のキャンペーンの実施。
キャンペーンの詳細については別記事で確認して欲しい。
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