さくら少額短期保険が国内初となるスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどにかける月額700円の「モバイル保険」が登場しました。
月額700円の「モバイル保険」、修理不能でも保険金
「モバイル保険」は、月額700円で加入できる保険。画面割れなどの外装破損、水濡れ全損、盗難などで生じた修理費用が最大10万円まで補償されます。
スマートフォンが故障した場合は、キャリアショップや修理業者で修理を行い、修理費用が記載された領収書など必要書類を準備してネット上のマイページから保険金の申請を行うと、5営業日以内に指定口座に保険金が振り込まれます。
なお、提携修理業者で修理を行うと、その場で修理費用を支払わずに修理を受けることが可能。提携修理業者は東京都渋谷区にあるiCrackedのみで今後拡大予定。iCrackedが修理対応するデバイスはiPhone/iPadのみとなっています。
タブレット、スマートウォッチ、ノートパソコン、携帯ゲーム機も保証対象
補償対象はスマートフォン、タブレット、スマートウォッチ、ノートパソコン、携帯ゲーム機、モバイルルーター、モバイル音楽プレイヤーなど最大3台まで。海外から個人輸入等で購入した端末等は対象外となります。
最大3台まで、年間最大10万円の補償
補償対象のデバイスを主端末、2台目以降を副端末として登録することができ、主端末は最大10万円、副端末(2台合計）は最大3万円が補償され、年間合計で10万円の補償が受けられます。利用回数に上限はありません。
なお、修理不能と判断された場合でも、端末の購入金額または主端末：25,000円、副端末(2台合計）：7,500円の金額の低い方が保険金として支払われます。
モバイル保険をApple Care+、キャリアの補償サービスと比較
最も利用機会が多くなるのは画面割れの修理だと思いますが、iPhone 6sの画面割れを修理する場合、AppleCare+ならば、加入費用の14,800円に加えて、11,800円の修理費用を支払う必要があります。（非加入時は14,800円）
AppleCare+は、補償サービスに加えて、バッテリー交換やアフターサポートも含まれていることもあって、合計26,600円と高額になっていますが、補償に特化した「モバイル保険」ならば年額8,400円、2年間でも16,800円と割安で修理を行うことができます。
ドコモが提供するケータイ補償サービスは、やや割高ですがモバイル保険やAppleCare+が補償していない紛失にも対応していることが特徴です。
なお、auはAppleCare+が補償していない紛失に対応するオプションとして「紛失補償オプション(i)」を合計月額752円で、ソフトバンクは月額650円で故障・破損・水濡れ、バッテリー交換、全損・盗難・紛失に対応する「あんしん保証パック(i)プラス」を提供しています。
| モバイル保険 | AppleCare+ | ケータイ補償サービス | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 700円 | 617円 (一括：14,800円) |
750円 |
| 保証期間 | 1年間 | 2年間 | 2年間 |
| 利用料金 | 0円 (提携修理業者以外では修理費用の一時支払いが必要) |
11,800円 | 11,000円 |
| 利用回数 | 上限なし | 2回まで | 2回まで |
| 補償内容 | 外装破損、損壊、水濡れ全損、故障、および盗難が生じ修理費用等を負担したとき、または修理不能となった場合 | 過失や事故による損傷に対する修理（画面の損傷、交換対応） 無料のバッテリー交換 ピックアップ&デリバリー修理 エクスプレス交換サービス その他アフターサポート |
水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障 |
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