Nothing Phone (3) がまもなく日本で発売。カールペイCEOが明らかに
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Nothingが最新スマートフォン「Nothing Phone (3)」と、同社初のヘッドフォン「Nothing Headphone (1)」をまもなく日本で発表します。
カール・ペイCEOが自身のX(旧Twitter)で「coming to Japan soon!」と投稿し、日本上陸を予告しました。
Nothing Phone (3)は、同社初の“真のフラグシップスマートフォン”と位置づけられたモデルで、前作のPhone (2)から約2年ぶりの発売となります。
最大の特徴であるGlyphインターフェースをはじめ、AI・カメラ・ディスプレイ・バッテリー・チップセットまで、あらゆる面で進化を遂げています。
背面の「Glyphマトリックス」は、25×25のドット表示が可能なディスプレイに、通知やカウントダウン、バッテリー残量、音量インジケーターなどを表示できます。
ほかにもセルフタイマーのカウント表示や、ゲーム、ライブプレビューでの自撮りサポートなど、ただ光るだけではなく利便性もプラスした新たな体験を実現しています。


カメラもトリプル構成に進化し、ペリスコープ望遠レンズの搭載によって最大60倍のウルトラズームに対応。
テレマクロ撮影にも対応し、離れた場所から自然な接写を行うことができます。広角カメラには1/1.3インチの大型センサーを採用し、暗所でも明るく鮮明な写真が撮影可能です。
プロセッサにはSnapdragon 8s Gen 3を搭載。Phone (2)に比べてCPU性能が36%向上し、GPU性能は88%アップ。AI処理を担うNPUも60%強化されており、グラフィック処理やAI体験が大幅に進化しています。
OSアップデートは5年間、セキュリティは7年間と長期サポートにも対応。
AI機能としては、Phone (3a)で初登場したEssential Spaceが搭載され、メモやスクショ、音声情報をまとめて記憶・整理できる第二の脳のような存在に。発言者識別の自動文字起こしや、重要情報をすばやく探せる「Essentialサーチ」も利用可能です。
ディスプレイは6.77インチの大型有機EL。ピーク輝度は4500ニトと非常に明るく、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは1000Hzに対応し、屋外やゲームプレイ時も快適に使えます。
バッテリーは5,150mAhに増量され、65Wの急速充電で20分以内に50%の充電が可能。15Wのワイヤレス充電やリバースチャージにも対応しています。
日本発売モデルでは、おサイフケータイ対応のほか、キャリア販売などを行う楽天モバイルからの発売なども期待されます。
coming to Japan soon! https://t.co/eOpQNgTu8a
— Carl Pei (@getpeid) July 29, 2025