Pixel 10シリーズのバッテリー容量と省電力性能が明らかに
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleが来週8月21日に発表するPixel 10シリーズでは、バッテリーが増量されると噂されています。
それを裏付ける証拠としてEUのエネルギーラベルをYTechBが発見しました。これはエネルギー効率や耐久性、バッテリーの持続時間や寿命などを評価したものです。
10月9日発売と報じられている折りたたみスマホ「Pixel 10 Pro Fold」を除く3機種は、省電力性能がA〜Gの7段階評価でAまたはBにランク付けされています。

- Pixel 10:4,835mAh
- Pixel 10 Pro:4,707mAh
- Pixel 10 Pro XL:5,078mAh
- Pixel 9:4,558mAh
- Pixel 9 Pro:4,558mAh
- Pixel 9 Pro XL:4,942mAh
Pixel 10の定格バッテリー容量は4,835mAhです。バッテリー持続時間は49時間23分で省電力性能の評価はBとなっています。
Pixel 10 Proのバッテリー容量は4,707mAhと、ベースモデルより少ないにも関わらず、持続時間は約2時間長い51時間9分を記録。この効率の高さから、省電力性能はA評価を獲得しています。
Pixel 10 Pro XLは最も容量の多い5,078mAhですが、画面サイズが大きく消費電力が高いことから持続時間は48時間39分に。省電力性能もB評価となっています。
これだけ見れば、Pixel 10 Proが最も電池持ちの良いモデルとなりますが、あくまでも実際の使用状況を再現したテストの結果です。実際に2日以上持つのは難しいと思うので、発表後のレビューを待つと良いでしょう。
なお、3機種ともIP68の防水防じんに対応。機能に問題なく耐えられる落下回数は270回でA評価、修理可能性はB評価を獲得しています。
バッテリー寿命については、充電を繰り返して容量が80%まで低下する充電サイクルは1000回(毎日充電して約2年半〜3年に相当)となっています。
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