Google Pixel Watch、高血圧検知機能を開発か。Apple Watchに追従
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

GoogleがPixel Watch向けに高血圧検知機能を準備している可能性が浮上しました。
Fitbit for Androidの最新バージョン(4.53)を解析したところ、研究プログラム「Fitbit Hypertension Study」の存在が確認されたと9to5Googleが報じています。
高血圧の検知機能はwatchOS 26の一部モデルで提供される新機能。スマートウォッチのセンサーから得たデータをもとに30日間継続的に計測してパターンを学習したのち、高血圧の兆候を通知します。実際の血圧値は確認できません。
Appleは高血圧検知機能を提供するにあたって2019年から10万人以上を対象に研究を行ったと明かしていますが、Googleも同様に参加者を募って研究を進めるものと思われます。
研究に同意するとアンケートに回答。対象に選ばれるとPixel Watchからデータが収集されます。この際、バッテリー消費が増える可能性についても注意が促されるとのこと。
さらに、ランダムに選ばれた一部の参加者は24時間血圧を測定するモニターを装着し、返却すると50ドルの謝礼を受け取れる仕組みです。
この機能がいつごろ提供されるかは不明です。今回の研究によって時期が遅れる可能性も考えられるでしょう。研究には既存のPixel Watchでも参加できる想定のようですが、実際に提供される際は精度を高めるために新たなセンサーを搭載した最新モデルが必要となる可能性も考えられます。
また、今回の情報はアプリのデコンパイルから明らかになったもので実際に研究が行われるかどうかも確実ではありません。
コメントを残す