2026/08/24 19:58

Pixel 11シリーズで原神がプレイできないパープルスクリーン問題。アップデートで修正へ

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Y.Sakakura

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Google Pixel 11 Proのレビューでもお伝えしたとおり、Google Tensor G6で原神が正常に描画されず、プレイできない問題が発生しています。

Googleは問題を認識しており、開発元のHoYoverseと協力して対応中と説明。Issue Trackerにも問題が報告されており、今後配信されるアップデートで修正される予定です。

We are currently working with our partner HoYoverse to address this optimization issue on the Pixel 11. A fix is expected to be implemented in Genshin Impact's upcoming update.

Pixel 10でも起きていた原神の描画問題

背景にあるのは、原神がGoogle Tensor G6/G5で採用されているPowerVR GPUを公式の動作要件に含めていないことです。

昨年もPixel 10シリーズの一部端末で、原神の画面表示が激しく乱れ、正常にプレイできなくなる問題が報告されていました。一方で、正常にプレイできる端末も確認されており、Pixel 10シリーズ全体で発生する問題ではありませんでした。

このときGoogleは、原神がPixel 10向けのGPUサポートを削除したとの見方を否定。miHoYoと過去1年間にわたって密接に協力してきたと説明していました。

つまり、PowerVRそのものは原神の一般的な動作要件から外れている一方で、Pixel 10についてはGoogleとmiHoYoが個別に対応していたと見ることができます。

原因については明言されていませんが、GPUドライバが関係していた可能性もあります。発売直後のPixel 10シリーズには、Android 16への対応が明示された最新版ではなく、数カ月前の古いPowerVR GPUドライバが搭載されていました。

強いスロットリングによってピーク性能を維持しにくい挙動も確認されており、こうしたGPU周りのソフトウェアや制御の問題が、一部端末で原神を正常にプレイできなかった原因のひとつだった可能性があります。

実際、その後にAndroid 16やVulkan 1.4に対応した新しいGPUドライバが配信されると、持続性能やGPUベンチマークスコアは改善しました。

パープルスクリーンの問題は最適化が原因。発売前に対応できなかったのか

そのうえで、Pixel 11シリーズではTensor G6でもPowerVR GPUの採用が続きました。

Tensor G6のGPU性能については、発売前にリークされたGPUスコアをもとに厳しく評価されましたが、筆者が旧機種を同じ環境で測り直したところ、Pixel 11の方が高いスコアを記録していました。

それでもPixel 11シリーズでは、原神を起動すると画面が紫色に染まり、正常にプレイできない問題が発生しています。

Googleは今回の事象を「最適化の問題」と説明しています。

最適化の問題であれば、Pixel 11の発売前に解決できなかったのかという疑問は残ります。Googleは昨年からHoYoverseと密接に協力しており、Tensor G6でもPowerVR GPUを継続採用することは事前に決まっていたはずです。

だからこそ、Googleには端末メーカーとして、HoYoverseとより綿密に連携し、発売前に十分な動作確認と最適化を済ませる責任があったと思います。

一方で、AndroidがさまざまなメーカーのSoCやGPUで動作するオープンなプラットフォームであることを考えれば、Google自身がPowerVR GPUの採用を避けたり、ほかの端末メーカーに採用を見送るようにする必要はありません。

むしろ今回の対応で得られた知見を共有し、PowerVR GPUを採用するほかのAndroid端末でも正常に動作しやすい環境を整えていくことこそ、プラットフォーマーであり、端末メーカーでもあるGoogleに期待したいところです。

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