Googleが11月に発売したばかりの「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」は、夜間撮影モード「Night Sight」を始めとしたカメラが非常に高い評価を得ているが、ノッチが2つ表示されたり、音楽を聞きながらカメラを起動すると音が止まるメモリ管理の不具合など発売前後から非常に多くのバグが報告されている。
その1つがスピーカーに関する不具合だがGoogleは今後数週間で修正することを発表した。
ソフトウェア・アップデートで音割れを修正へ
スピーカーの不具合は、Pixel 3 XLで動画や音楽を再生するとスピーカーから発せられる音が割れたりゆがむというもの。ユーザーからの報告をまとめたAndroid Policeによれば、低音域から中音域の音源やPixel 3 XLの音量設定が小さい状況下で発生しやすいようだ。
この件に関して問い合わせたユーザーは今後数週間でリリースするソフトウェア・アップデートで修正するとの回答をGoogleから得たことを報告している。不具合の原因はソフトウェアではなく、ハードウェアによる欠陥ではないかと見られていたが修正できるようだ。
デュアルスピーカーの音量レベルが異なる不具合も
音割れやゆがみのほかにも上下のベゼルに配置された2つのスピーカーの音量レベルが明らかに違う問題も報告されていて、以下の動画では、下側のスピーカーを指で塞ぐと音量が小さくなる一方で上側のスピーカーを指で塞ぐと大して音量が変わらないことが確認できる。つまり、下側のスピーカーから発せられる音が極端にデカいのだ。
This quick demo shows just had drastic the imbalance is on the Pixel 3 XL's speakers.
— Artem Russakovskii (@ArtemR) 2018年10月18日
Covering the top speaker barely makes a difference.
Covering the bottom, however, is a whole other story.
Google says it's working as designed. ¯\_(ツ)_/¯ pic.twitter.com/VuqkzMb5ra
これが音割れにつながっている可能性がある。今後数週間で配信されるソフトウェア・アップデートを適用することで両方の問題は解消されるかもしれない。
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