今月22日に発売と報じられているGoogleの低価格スマートフォン「Pixel 4a」
先日、実機のカメラで撮影した写真が2枚リークされたが、XDA-DevelopersとJulio Lussonによって新たに40枚もの大量の写真がリークされた。
メインカメラの性能は「Pixel 3a」とほぼ変わらず
「Pixel 4a」で撮影した40枚の写真は前回と同じJulio Lussonが撮影したもので、ポートレート/室内/屋外/低照度・夜景撮影/ズーム/天体写真など様々なシーンで撮影された写真が公開されている。
XDA-Developersは優れたディテール、バランスの取れたノイズリダクション、適切なダイナミックレンジ(最高ではない)、優れたカラー再現度を高く評価し、夜景撮影についてはGalaxy S20+よりも優れているとしている。一方、弱点として露出を挙げており、Galaxy S20やOnePlus 7 Proと比べて明るくないため、影のディテールが鮮明ではないとのこと。
Googleフォトではフル解像度の写真を確認できる。
カメラもより詳細なスペックが明らかになった。
12.2メガピクセルのメインカメラはPixel 3/3a/4と同じソニー製のイメージセンサーIMX363を搭載。絞りƒ/1.73、画素サイズ1.4μm、視野角65.6°で光学式/電子式手ブレ補正や超解像ズームに対応する。スペックはPixel 3aとほぼ変わらない。
8メガピクセルのフロントカメラはソニー製のイメージセンサーIMX355を搭載。絞りƒ/2.0、画素サイズ1.14μm、視野角72.4°で電子式手ブレ補正に対応。視野角はPixel 3aに比べて12°も狭いことが気になる。パンチホールデザインを採用したことが関係しているのだろうか。
なお、今回公開された写真はバージョン7.3.xのGoogleカメラで撮影されているが、製品版ではより上位のバージョンが搭載される可能性が高い。Googleは得意のソフトウェア処理でさらに磨きをかけて「Pixel 4a」を発売するようだ。