4月10日、Googleが今年後半にアメリカと日本で次期Pixelスマートフォン「Pixel 5a 5G」を発売することを発表した。
異例の発表はリーカーのJon Prosserが半導体チップ不足から同機種の発売が中止になり、Pixel 4aおよびPixel 4a 5Gの販売が今年も継続されると伝えたことが原因。これに反論する形でGoogleから正式に発表された。
Pixel 5a 5Gは8月〜9月に登場
発売中止を受けて発表されたGoogleの声明は「Pixel 5a 5Gはキャンセルされてない。今年後半にアメリカと日本で発売する予定で、昨年発売したaシリーズの発表時期に合わせて登場する。」というもの。Googleは2020年8月にPixel 4aを、9月にPixel 4a 5Gを発売している。
9to5Googleによると、Googleは世界的なサプライチェーンの問題によって広範囲で発売できないことを認めたようだが、発売を中止することはないようだ。
サプライチェーンの問題とはJon Prosserが指摘した半導体チップ不足と予想される。新型コロナウイルス感染拡大の影響によってリモートワークによるタブレットやPC、家の中で楽しく過ごすためのゲームなどの需要が急増していることから半導体チップの取り合いになっている。
これまでの噂によると、Pixel 5aはPixel 4a 5Gと同じ画面サイズでほぼ同じデザインと報じられていたが、今回のGoogleの発表によって5Gに対応することや機種名がPixel 5aではなくPixel 5a 5Gになることがわかった。
発売時期は8月発売のPixel 4aまたは9月発売のPixel 4a 5Gと同時期になるため、残念ながら来月開催のGoogle I/O 2021では発表されないようだ。
なお、Googleは今年秋に自社製のチップ“Whitechapel”を搭載した「Pixel 6」を発売すると報じられている。
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