10月4日に開催されるGoogleのビッグイベントで発表が予告されている「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」では値上げが噂されています。
初夏に発売されたPixel 7aが前作から50ドル値上げされ、優遇されている日本でも8,800円値上げされたことを考えれば、不自然ではありません。
値上げ幅は欧州で2-3割とも報じられましたが、発表直前でリークされた情報によると、もう少し小さな値上げに留まるようです。
Pixel 8シリーズは1割台の値上げか
9to5Googleが小売り関係者から得た情報によると、Pixel 8は699ドル、Pixel 8 Proは999ドルに設定され、10月12日に発売されるとのこと。いずれも100ドルの値上げです。
また、Roland Quandtは英国価格としてPixel 8が699ポンド(+100ポンド)、Pixel 8 Proが999ポンド(+150ポンド)に設定されると伝えています。これは米国価格と同様に1割台の値上げです。
米国価格から日本価格を予想してみます。
Googleは独自の為替設定で日本価格を決定しているようで、Pixel 7は1ドル約137円、Pixel 7 Proは1ドル約138円に設定されていました。これをもとに日本価格を予想すると、Pixel 8は約95,700円、Pixel 8 Proは約137,800円になります。
米国価格 | 日本価格 | |
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Pixel 8 | 699ドル | 約95,700円?? (+13,200円) |
Pixel 8 Pro | 999ドル | 約137,800円?? (+13,500円) |
Pixel 7 | 599ドル | 82,500円 |
Pixel 7 Pro | 899ドル | 124,300円 |
Pixel 7発表時の為替が1ドル約143円であったことを考えると、日本の価格設定は優遇されたものです。ただし、この優遇がPixel 8でも続くかは不明。今年は148円まで円安が進んでいることを考えると、上記の予想価格よりも高く設定される可能性は十分にあります。
重要なのは値上げが妥当かどうか。
今年は持ちやすいラウンドフォルムのボディ、大幅な性能アップが報じられている最新チップのGoogle Tensor G3、新しいモデムによるWi-Fi 7対応、バッテリー増量、光学式よりも精度の高い超音波式のディスプレイ指紋認証センサー、Pixel 8 Pro限定の体温センサーなど、多くのハードウェアアップデートが噂されています。
一方で価格に影響する最小容量は今年も128GBからスタートすると報じられています。
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