- ハイクラスの顔認証が新発売のPixel 8 シリーズと8aに対応しました。
- Google Tensor G3が搭載され、2倍以上の高度な機械学習が可能です。
- チップと機械学習の進化により、特殊なハードウェアなしでの高いセキュリティ対応が可能になりました。
Googleが5月14日に発売する手ごろな価格のスマートフォンPixel 8aは、ディスプレイ指紋認証と顔認証の両方に対応しています。
花粉症などでマスクをしている時は指紋認証、指が濡れている時は顔認証といった使い分けができます。
Androidの顔認証には5つのクラスがあり、これまでのGoogle Pixel Aシリーズの顔認証はロークラスのため、画面ロックでの利用に限定されていましたが、Pixel 8aは画面ロックの解除以外でも使える最高クラス(クラス3)の顔認証であることがわかりました。
最高クラスの顔認証に対応
ハイクラスの顔認証は昨年秋に発売されたPixel 8シリーズで初めて対応したものです。
高度な機械学習をオンデバイスで2倍以上も実行できるGoogle Tensor G3によって実現し、Pixel 8aにも同じTensor G3が搭載されたことで対応したものと考えられます。
マスク生活も終わったことで顔認証を利用する機会が多くなりました。指やディスプレイの状態によっては指紋認証よりも高速に動作するため、パスワード管理アプリや決済などでも動作するハイクラスの顔認証対応は嬉しいポイントです。
ちなみに、Pixel 4シリーズは赤外線カメラやドットプロジェクター、その他のセンサーなど、特別なハードウェアを搭載することでハイクラスの顔認証に対応していましたが、発売から5年後の今はチップと機械学習の進化によって、特別なカメラやセンサーを必要とすることなくセキュリティの高い顔認証に対応しています。
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