Pixel 9、お風呂などで画面が濡れていてもタッチ操作できる「アダプティブタッチ」に対応か
- Googleは新たなアダプティブ機能「アダプティブタッチ」の開発を進め、Android 14に導入予定です。
- アダプティブタッチは環境やアクティビティ、画面保護具の有無に合わせてタッチ感度を調整します。
- 特殊なハードウェアが必要な場合、この機能はPixel 9シリーズの専用機能となる可能性があります。
Googleは昨年発売したPixel 8シリーズにて、屋外でも快適に利用できる画面の明るさを特長とするActuaブランドのディスプレイを搭載しました。
今年秋に発売するPixel 9シリーズでは、画面サイズのわずかな変更とProモデルをコンパクトボディに詰め込んだ3機種目となるモデルの追加も噂されています。
また、ソフトウェア面でも新機能のアダプティブタッチ機能を追加する計画が明らかになりました。
新しいアダプティブ機能が開発中
Googleは環境やその時の状況に合わせた調整機能に、アダプティブの名前をつけて提供しています。
- アダプティブバッテリー
- バッテリーの寿命を伸ばすために充電器から取り外す1時間前にフル充電に
- アダプティブアラーム
- スマホとスマートウォッチの利用状況に合わせてアラームを鳴らすデバイスを変更
- アダプティブサウンド
- マイクで周囲の音を検出して環境に合わせてイコライザーの設定を調整
Googleは新たなアダプティブ機能を開発しているようで、Android 14のベータ版からまだ正式に提供されていない「アダプティブタッチ」が発見されました。
アダプティブタッチについてわかっていることは、環境やアクティビティ、保護ガラス/保護シートに合わせてタッチ感度を自動調整する機能ということだけ。Android Authorityは濡れた指や画面に合わせてタッチ感度を調整する可能性を指摘しています。
スマートフォンのディスプレイ(静電容量式)は指だけではなく、水にも反応するため、濡れた指で操作したり、画面が濡れている状態では思い通りに操作できませんが、OnePlus 12では濡れた状態でも操作できる機能をアクアタッチとして提供し、シャープもAQUOSスマートフォンでお風呂防水として提供していました。
さらに、アダプティブタッチはP24の機能として提供されることもわかっています。
P24はPixelデバイスのコードネームのようなもので、P23がPixel 8およびPixel 8 Pro、P23_MIDYEARがPixel 7aだったことから、P24はPixel 9シリーズを指している可能性が高いです。
アダプティブタッチを実現するために、特別なハードウェアが必要になる場合はPixel 9シリーズ専用機能になりますし、そうでなくても差別化するために旧モデル等には提供しない可能性もあります。
コメントを残す