Google Pixel 9シリーズに搭載されているActua / Super Actuaディスプレイ。画質や明るさ、タッチ反応など高く評価され世界1位の評価を獲得しています。
水や汚れなどに強い超音波式の指紋認証センサーが搭載されるなど、利便性も向上していますが、もう1つの新機能「アダプティブタッチ」も追加されています。
それほどの効果は感じられず…
Googleはその時の状況や環境に合わせてスマホを調整する機能をアダプティブシリーズとして展開しています。
- アダプティブバッテリー
- バッテリーの寿命を伸ばすために充電器から取り外す1時間前にフル充電に
- アダプティブアラーム
- スマホとスマートウォッチの利用状況に合わせてアラームを鳴らすデバイスを変更
- アダプティブサウンド
- マイクで周囲の音を検出して環境に合わせてイコライザーの設定を調整
Pixel 9シリーズで追加された「アダプティブタッチ」は、環境や操作、画面保護シートの有無などに応じてタッチの感度を自動的に調整する機能と設定画面で説明されています。
例えば、料理中やお風呂にてぬれた指で操作したり、画面が濡れている状態で操作すると思い通りに操作できません。そこでOnePlus 12では、ぬれた状態でも操作できる機能をアクアタッチとして提供、シャープもAQUOSスマートフォンでお風呂防水として提供していました。
Googleについては、この機能をオンにするメリットの具体例をGoogleは示していません。
Android Authorityはぬれた指でPixel 8 ProとPixel 9をタッチ操作したところ、Pixel 8 Proはスクロール操作でジャンプしたり、表示が拡大する誤操作が起きた一方で、Pixel 9ははるかにうまく操作できるとレポートしています。
手元のPixel 8 ProとPixel 9 Pro XLで試したところ、それほど大きな効果を実感できなかったいうのが正直な感想。画面がぬれた状態ではどちらも意図した操作と違う反応がありました。
アダプティブタッチは設定画面のディスプレイ>タッチの感度から利用可能。購入した時点で設定はオンになっています。
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